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「愛と正義のヒーロー」万丈龍我の物語-Vシネクスト 仮面ライダークローズ 感想(と桐生戦兎と新世界について)

とりあえず期間限定上映に滑り込んできました。怖さ半分、楽しみ半分。そして、その怖さ半分をどうにかしたくて、先行上映行った人の感想を見るという大罪を犯しまった……。だから、見た後なら分かるモヤるポイントも「あぁ〜」と今なら思えるのですが、とにかく見るのにめちゃくちゃ怯えていた。今までの事を全部台無しにされたらどうしようかと。

 

とりあえず、見た人向け感想です。結論言ってしまうと、タイトルが最終的な感想です。そして、良かったよっていう事も、否定的というかあんまりだった事も書いてます。ので、これから見る人や、否定的な意見は見たくない方、ネタバレ嫌な方は閉じてください。

 

 

感想書くのがとにかく下手なので、なんとか見やすくするべく、思ったこと感じたことをいくつかあげて書いていきます。ので次系列とかバラバラかもしれないし、まだ1回しか見てないので大事なこととか抜けているかもしれない…。すまない…。日曜日に2回目行くから許して欲しい…。でも今回は初見での感想として書くから、重大なミス以外は修正するつもりは今のところありません。見たままの素直な気持ちを残しておきます。あとパンフが映画館で売り切れで買えていないのでまだ読めていません…。その辺も把握のほどを…。

 

・ビルドの相変わらずのノリは健在

オープニングコント、最高じゃなかったですか???自分が主役じゃないからやる気のない塩な戦兎、草。エボルトの声優役の本人役の金尾さん、草。他のちょっとした細かいやり取りも実にビルドで。(平ジェネFOREVERも実にビルドリスペクトのある作品だったけど、戦兎がやたら落ち着いていた印象)

私は猿渡一海が推しなんですが(自己紹介)、今回は万丈が主人公なので彼の感想は抑えめに…。農家してる猿渡一海、いい…最高…。私はビルドOPのじゃがいもなんですが、ナスもいいなって思いました。どうも、猿渡一海が育て収穫されたナスです。そして相変わらずのガチ恋芸。私、「新世界でも、みーたんと巡り合って可愛いー!っていってるの運命力あって好き」とか言ってたんですが、本人が同じこと言っててめちゃくちゃ笑ってしまった。素直に気持ち悪い。(ほめ言葉)そんな彼が好きなのですが。そして安定のみーたん塩対応。永遠にこのやり取りを見ていたい。そしてヒゲとポテトも安定した面白さ(とやられっぷり…。まぁ万丈主人公だから仕方ないね)。並ぶだけでやっぱり面白い。でも今回ナス持ってたから、ポテトからナスにジョブチェンジもありうる。みずみずしさUP。…まだ書き足りないけど、こんなもんで許して下さい。

 

・愛と平和のために戦う正義のヒーロー、万丈龍我

彼はビルドのもう一人の主人公というぐらいに主人公力が高かったけど、今回本当にかっこよかった…。ちゃんと、本編を終えての「正義のヒーロー」になった彼を描いてくれてよかった。なんか変に迷いとかなく、まっすぐに戦う万丈、見ていて気持ちがいい。これでまた変にうだうだ悩んでたら「お前は一年間何をしてたんだ」とキレ散らかすところでした。本当に今回は彼の映画でしたね。いや、そもそも今回主人公だし、タイトル仮面ライダークローズだからな。マジで惚れるぐらい万丈がかっこいい作品だった。ここの部分については、もう語るよりも見て皆さん感じてるところだから語る事無いよね。戦兎に創ってもらったラブ&ピースな仮面ライダーだよ君は…。

 

・生き汚いエボルトさん

ま~た遺伝子散らしとったんかワレェ!?まぁ想像の範囲内っちゃ範囲内なんですが。でも、あれだけ本編でしっかり「人間どもが~!」という、悪役人外に言って欲しい言葉ナンバーワンぐらいのセリフと共に気持ちいい散りざまを見せて、ファイナルステージでもかっこよく去っていって、新世界創ってまで倒したのに、また出てくるのはなんだかなぁという気持ちは…。でも万丈のエボルトの遺伝子云々の掘り下げをするには必要不可欠か…。キルバスのちょっかいがなければ復活できなかったっぽいし。うん。でもちょっと「兄は弟に勝てない」概念を追加されたエボルトさん、可愛いな。けどどんな路線で売り出したいのか。なんか自分のことビルドのマスコットキャラとか思ってない?大丈夫??

 

・単発キャラのくせにやたら濃いキャラしてるキルバスお兄ちゃん

動き!!!動きの癖がすごい!!!あとなんでジャケット脱いだ。エボルトさんとは違い、破滅型ヒャッハー害悪地球外生命体。今回の目的は、弟のエネルギーとパンドラボックス使って宇宙と一緒に心中って最高じゃない?というもの。ブラッド族に感情はないとはなんだったのか。なんというか、感情というよりか、破壊衝動が本能なのかな…。ほんと嫌な地球外生命体だなブラッド族。あと、戦兎擬態状態のキルバス、というか犬飼くんの動き、面白セクシー…。すっかりダンサーに擬態してるから癖がすごいと思い込んでたけど、戦兎擬態の時ですでにあの動き。変身してからもあの動きしてくれればもっと面白かったのになーとか。

個人的にですが、仮面ライダーキルバス、真っ赤で色が少ないという近年では逆に攻めたデザインでけっこう好きです。蜘蛛ってのもいいですねぇ。実に悪役怪人っぽい。戦兎の記憶なんかをコピーしているから、ドリルクラッシャーやカイゾクハッシャ―を自在に使ってるのもなんかいい。専用武器は作れなかった大人の事情であれ。

 

・クローズエボル、めちゃくちゃかっこいい。

超かっこよくなかったですか…??怒りでハザードレベルが上がる=強くなる、というのを先に書いておいて、守りたいという気持ちで強くなる。本編のおさらいながらもグッと来た…。そこからのクローズエボル。展開もよかったけど、なにより爆発!!バーン!!!ドーン!!!CGもめちゃくちゃかっこいい。ヒュー!!あのブラックホール瞬間移動、めっちゃ好き。エボルがブラックホールフォームになった時もめちゃくちゃテンションが上がっていたので、私はブラックホールに魅力を感じる人間なのかもしれない(なにそれ?)。技とかも、クローズのドラゴンとエボルのブラックホール、まさに二つの力が融合って感じで興奮しました。あとマントとか大好きなのでやはり好き。デザイン好き。それと、完全体ではないにしろブラッドスタークを圧倒してあんなに強かったキルバスが、尺の都合あれどあっけなさがありながらもやられていく圧倒的な強さ、本当に万丈はエボルトの力を持ってるんだなと改めて感じて、少し辛くなった。あと、本編エボルトのように「人間風情が」的なこと言ってくれたの、パーフェクトでしたね。同じこと言った弟の力で倒されるの含めて。

 

・内海さん問題

いや…。美味しくて面白くて、めちゃくちゃ可愛いな、って私は思ったんですが、内海ファンの方はどうなんだろうか…複雑なのかどうなのか…。私的には、旧世界での辛い事を思い出さず、工場で頑張っているのみてよかったねぇと思った人間なので、うん。ただヒゲとポテトのスクラッシュドライバーどこから湧いてきたのか変身とか考えると、やっぱりマッドローグの出番、ガバガバでいいから、もっと欲しいし欲しかったな、とは思ってしまう…。難しいなぁ。

 

・二人はベストマッチ

ほらーーー!!!お前らはすぐ本人がいないところではそういう事平気で言う!!!!!!!!!!となった。平ジェネFOREVERでは戦兎だったもんね。今回は万丈くんね。私は、戦兎のヒーローは万丈で、万丈のヒーローは戦兎な、そんなベストマッチな二人が大好きなので、思わず涙ぐんでしまった…。見せつけていけ…。

 

ええと、ここからは少し不満多めな感じです。普通の感想、思ったことも書いてるけど。不快にさせてしまったら申し訳ないです。

 

・最後まで、というか最後で、よりヒロインを好きになれなかった

うーん…。個人的な好みの話になってくるから、どうしてもなぁとは思いますが。旧世界で必死になって戦うクローズに助けてもらえず(気付く余裕がなかった)、連れていかれ、人体実験によりロストスマッシュにされ、ロストフルボトルを生成して死んだ、という壮絶な過去(旧世界の生前)を持つ由衣さん。だから仮面ライダーなんて助けてくれない、あの時助けてくれれば、と恨む。うーーーーーん…。なんだろう、お門違いじゃない?って思ってしまって。生殺与奪の権を他人に握らせるなって、鬼滅の刃の冨岡さんも言ってたし…(色々違う)。恨むべきはエボルト達なんですよ。仮面ライダー達は、別に「みんなを守る!」って民衆に宣言なんてせず、見返りを求めず戦ってて。それで、逃げれずに捕まって「お前のせいで!」って万丈に責任を擦り付けるのは違うんじゃないかって。それで万丈は一人そのことを思って落ち込んでるんですよ。気持ちは分かるんです。私が同じ立場だったらそう思ってるかもしれなさがあるような、なんだろう、名前とヒロインポジションを与えられた愚か民衆モブみたいな…。言い方悪いな…。とにかく、責任転嫁は違うって、最後まで彼女がそれに気づいていたのかいまいち感じられなかったのが…。二回目みたら感じ方変わるかもしれないけど。そう、その最後です。変身解除した万丈に抱き着いて、ほっぺにチュー。あの、酷い言葉使ってもいいでしょうか。惚れっぽい尻軽女にしか見えない。感情が嫌いと好きしかないのか。なんだろう、かっこよかったです。惚れるぐらいかっこよかったですよ、今回の万丈。私も惚れた。だけど、さっきまで、というか散々一緒に行動して、万丈が庇ってくれたり助けてくれたり、戦ってる姿見てるじゃないですか。美空にも「信じてあげて」って言われたのに、まだごねてたんですよ。で、目の前でキルバス倒したからころっと惚れた、みたいにしか見えない。尺の都合?折角呼んだゲストヒロインなんだから、そこぐらいはもっと描写できなかったのか、と思った。いや、惚れっぽい女としてみてください、っていう意図ならそうなんでしょうが。私には、責任転嫁してキレてたのを特に反省もせずに、万丈のかっこいいところ見たから好き♡なスイーツ女にしか見えなくて、なんだか辛かった。苦手な人種が好きな作品に出てきて、素直に辛かった…。それまで、ガバに目を瞑りながら楽しめていただけに、うーん…。うーーーーん…。私だって素直にあなたを好きになって楽しみたかったよ…。

 

ジーニアスフルボトルなんであるの

先程書いたように、もうこの際、猿渡一海と幻徳の二本のスクラッシュドライバーなんであって、なんで変身できるのか(スクラッシュドライバーはたしかネビュラガスとかハザードレベルとか云々関わってきているはずなので、ただの農家と首相秘書という一般人の体が耐えられるのか)とかはもうグリスとローグの出番もちょっとは作ろう!って感じで、もういいや!ってスルーできる範囲…なのか?もう分からん。取りあえずスルーするにしても!あの!ジーニアスフルボトル!ナチュラルに作り直すな!!???あれは葛城巧がパンドラパネルとフルボトルから作ってできたもので、たしか新世界創るときのエネルギーになって消えましたよね…?そ、そんな重要アイテム、さすがに簡単に作り直すなよ…。てかなんで戦兎はジーニアスフルボトルを作り直したんだろう。「この世界に仮面ライダーは必要ない」って言ってたじゃん…!ボトル、要らないじゃん!!って考えだしたら迷宮入りしたのでやめました。でもさすがにこのガバは、だめだろう…。ちょっとスルー出来ない…。最後に子供たち治してあげたとしてもだよ…。

 

パンドラボックスやロストフルボトルのあれこれ

素直な気持ちでいうと、その辺の謎とかを回収してくれてありがとう!って気持ちなんですが、どうも斜めに構えて見てしまうと、「本編で説明しておくべきでは?」という気持ちが…なんとも…。説明ないよりかはマシですが。Vシネ見ない、本編しか見てない人は、「なんだったんだ」って気持ち残ったままかもしれないし、単純に私は、一つの作品は、それだけで完成されてて欲しいんですよ。だから、電王辺りから始まった、夏映画と本編の時空一緒だよってやつ、同じでもいいけど映画の設定とかやったこと本編に流用するのも、あんまり好きじゃなくて…。正直、ビルド本編で「最上魁星の…」とか言い出した時も「冬映画見てない人置いてけぼりじゃない??」と若干嫌な感じはしていた。ジオウでWアーマー出てくるのも嫌な予感がしている。映画・Vシネマ、誰でも見てるわけじゃないんだ…。話がだいぶ逸れた。でもここに関しては掘り下げて説明してくれて良かったですね。万丈の両親のことも。にしても万丈、恋人だけじゃなく両親までエボルトさんの育成ゲームのアイテムとして使われてるの、ハードすぎないか。本人はその場で激昂して、すぐ立ち直っているように見えるけども、見ている方はなかなかしんどい…。

 

・完全復活エボルトさん、宇宙へ飛び立つ

いや…ダメでしょ。絶対にダメでしょうよ…。今後のVシネマや小説への布石、と考えるにしても、ダメでしょ…。最終回で、新世界創ってまで消滅させたやつですよ?なんだかなぁ…。キルバスを倒すには、どうしても万丈からエボルトの遺伝子をウンヌンカンヌンしてエボルトを完全復活させてしまうことになる。それは、戦兎や万丈にとっても苦肉の策で、目先のやばい奴・キルバスを倒す方法がそれしかないんだから仕方がないんですよ。それは分かるし、戦兎も危険だし嫌だと思っただろうけど、彼は可能性のある事は、どんなリスクがあろうが報告する人間なので。それを万丈も承知の上で。なんだけど、もっと、なんかこう、落としどころは無かったのか…。最終回とファイナルステージの全否定とまではいかないけれど、なんかとても悲しくなってきた…。まぁ、明るく前向きにこのエボルトをとらえるなら、①先程書いたように今後の作品への布石、完全決着を描くための材料。②エボルトの感情の芽生え=エボルトは人間の可能性などを信じている描写(裏切ったふりして由衣を襲い、万丈のパワーアップを促す)もあり、戦兎たちへの情、または自分を一回は倒した人間への感情がそれなりにあり、「そのうち帰ってくるわ。チャオ~」もジョークで、どこかへいって帰ってくることは無い。

う~~~~ん、②、どう考えても、地球以外は消滅してもいいのかってなってくる。あいつ地球は見逃したとしてもたぶん他の惑星破壊して回ってるよ。①かなぁやっぱり。もしVシネクストで今後グリスやローグがあっても、相手はエボルトなら私はビルドとクローズが戦うべき相手だと思うので、小説に期待するしか今はできない…。

 

・白いパンドラパネル、もう壊せば?

完全に白いパンドラパネル経由でキルバス来てましたよね。もうそんなもの壊してしまえ。呪いのアイテムじゃん。これ、無から湧いた新たなブラッド族にいつ攻めてこられてもおかしくないじゃないか。エボルトの妹とかそのうち出てくんぞ。妹ちょっと面白そうって思ったのやめたい。これで新たな敵とか雑に出せるから続編作れるね!やったぁ!じゃないんだよ…。いや、またみんなを見れるなら嬉しいけど…私はただ平和な世界でみんなが穏やかに生きてくれたらそれでいいのに…。なんだこの気持ち…。

 

・悪魔の科学者、桐生戦兎

これは興奮半分、辛さ半分。やはり悪魔の科学者の一面を覗かせる戦兎。万丈のエボルト遺伝子をあれこれするシーンが人体実験のシーンと重なって見えたり、発明品も武器や兵器じゃないとはいえ、キルバスに改造されてるのはあるけれど兵器に…。まさに表裏一体なんだな、となんか泣いてしまいそうになった。まぁ完全に葛城巧と融合してる感じだしね。戦兎、もっとしょうもないアホみたいな発明品作って、万丈巻き込んで爆発して、爆発オチなんてサイテー!してもいいんだよ…。と勝手に考え始め、勝手に辛くなった。

あと、キルバスと戦うところへ女性二人で行かせる戦兎…。いや、由衣さんに万丈がラブ&ピースのために戦ってるところを見せたくて行かせたのは分かるけど…!!紗羽さん危ないだろ、せめて戦兎がバイクの後ろに乗せていくとかさぁ…。スケジュールの都合?戦兎は今回主人公じゃないから戦線には出ない?まぁ…そういうことなら…。とまだ若干もにょる。いや、でも戦兎があの場にいたら、万丈の戦兎リスペクトワードの数々きっと出なかったな…それならいいか。(ベストマッチに関することにはめっちゃ判断がガバガバ)

 

・人体実験の受けた人間は記憶が元に戻った

「戦兎と万丈、ふたりぼっちエンド」は、私がただ大好きで、エモい尊いと泣いていただけなので、そういう私情は出来るだけ挟まず。でもまぁ、あんなエモいことをよくここまで崩せたなとは…。無から湧いたヒロイン由衣さんも付いてるからね。たまげたなぁ…。というか、まぁ思ったよりそこに対してはあんまりショックじゃなくて、それより見過ごせないことがあるので。香澄さん、人体実験、受けてますよね?おい万丈、ぽっと出ヒロインと漫才してる場合じゃない、早く香澄さんのところへ行け。黒髪万丈たぶん意味わかんねぇ!ってなってる。テレビで呼び出し食らったときもたぶんなってた。可哀想。恋人の腕の中で死んでいった記憶を思い出して、目の前には同一人物ではあるけどなんか違う存在がいるの、私だったらパニックになるし病む。香澄さん、マジで大丈夫?夏映画でも最終回でも、万丈の大切な存在として扱われていたのに、こんな扱い、あんまりじゃないか…。忘れられてるわけないよね???

これは香澄さんだけじゃなく、由衣さんみたいに、人体実験を受けた人ってきっと壮絶な死に方をしたり辛い目にあった人ばっかりで、万丈が言っていたように「そういう人を助けたくて新世界を創った」んですよ彼らは。で、由衣さんとその生徒の子供たちは今回運よく心も体も、助けることができたんです。でも、絶対にまだたくさんいる人体実験を受けて今回のことで記憶を取り戻した人たちはどうなるんですか…。

 

・「仮面ライダーはこの世界にも必要だね」

戦兎が冒頭で言っいた「この世界には仮面ライダーは必要ない」への答え、ですかね。

さっき書いたように「辛い記憶を思い出してしまった人たちはどうなるの問題」の答えでもあるのかな、とは。最初これ美空が言ったとき、すっごく残酷だなって思っちゃったんですよ。戦兎は、仮面ライダーが戦う必要のない世界を創ったのに、あんまりにもじゃないか、と。あまりにも耐えれなくて一緒に見に行った母に「どう思う?」と聞くと、「それは違うと思う。あそこでみーたんが言った仮面ライダー戦う存在とかじゃなくて、精神的な「正義のヒーロー」みたいなニュアンスだと思う」と言われハッとさせられた。どうしても私は戦兎たちに幸せに平和に暮らしてほしくて、考え方が狭まっていたかもしれない、と反省と共に、気付かせてくれた母に感謝。本当に母の言った通りですね。『仮面ライダービルド』のテーマとしてたぶんあるのが、「科学は悪いことにも良いことにも使われる」「だから主人公たちは愛と平和のために科学の力を使う」だと思うんですが、「科学=ライダーシステム」だとしたら、「仮面ライダーの力(科学)は戦うためじゃなく(戦争や争いごとに使われるだけじゃなく)、他の使い方もできるんだよ」という事なのかなぁとも。そして「仮面ライダー=正義のヒーローは、戦うだけじゃない」とも考えられて。そうだよなぁ、美空の言った事、ちゃんと考えずに病みかけてた自分の浅はかさに嫌気がさすなぁ…。

だから、戦兎たち仮面ライダーは、今後新世界を創っても救えなかった人たち(ロストスマッシュにされた人たち)や今回の件で記憶を取り戻した人たちへの救済を、なんとかしていくんじゃないかな、と私は思いましたがどうなんでしょうか。そしてそこまで考えて、「戦兎はやっと新世界で「見返りを求めない孤独なヒーロー」から解放されて「人間・桐生戦兎」になれたのに…まだヒーローで居続けるの…」と勝手に考えて苦しくなってきている今です。新世界で別に存在する葛城巧や佐藤太郎がいて、戦わなくていい世界で、ヒーローなんて自己犠牲の存在じゃなくて、やっと「桐生戦兎」という一人の人間になれたと思っていて、万丈という「自分を覚えていてくれる」愛しきバカな相棒と、人間としての普通の幸せを共に享受してほしいんですね。でも冒頭で存在しない存在だから表立って働けないって言ってたな…。なんでこんな生きづらいんだ二人は…。感情重いですか?私がビルド終わってからこじらせた結果です。ここまでに至る経緯、適当に仮面ライダーカテゴリーのビルド関連っぽい記事読んでください。

まぁこれも、私の勝手な感情の押し付けなんですがね。いや、本編で、記憶も最初はなくてビルドとして戦うことしか無くって、存在があやふやでジオウで存在が消えたぐらいの儚き存在の戦兎、新世界ではめちゃくちゃ幸せになってほしいでしょ??????ならないとおかしいよこんなの。だからね、戦わなくても、彼がまだ仮面ライダー(精神)でいるのにも、なんかもう、辛くなってきて…。書いてて自分やばいな…。いや、戦兎自身が仮面ライダー(精神)でいることに喜び感じてるっぽいんだなこれが。完全に押し付けだ。よくないよくない。ちょっと冷静になりたいと思います。もはや今回のVシネから話が脱線してるからこれ以上はやめよう。

 

・万丈龍我も「見返りを求めない孤独なヒーロー」になるのか

これですね。えーと、今回、今までも感じてたけど、より彼が戦兎のような自己犠牲も厭わないヒーローになった気がして。リスペクト&ベストマッチしすぎで戦兎化してません…???と思いはしたんですが、彼には戦兎が隣にいるから大丈夫な気がしてくる。戦兎はよく思い詰めている光景を見ていたからモンペっぽくなってしまうのか。万丈は抱え込まないっぽいからなのか。というか、これ、万丈が戦兎と同じ「孤独なヒーロー」になったことによって、二人一緒だから孤独では無くないか…?ということは戦兎も孤独なヒーローではもうないということに…おやおや?長きにわたって私を苦しめていた「戦兎、いつまでたっても孤独なヒーロー問題」、解消された…?ベストマッチな二人なら、これからまだまだ辛いことの直面しても大丈夫ってことか…。「孤独なヒーロー」が二人でいればそんなのへっちゃらだな…。そうか…。何かが噛み合った音がした気がする…。でも私は戦兎が普通の人間としての以下略

 

・ベストマッチ?Tシャツについて

これだけは言わせて。ベストマッチ過激派ではないけど言わせて。ベストマッチを!そんな安易な!!男女の恋愛関係的なのに!使わないで!!!!!

周りがTシャツ芸で笑っていた中私はなんだか悔しくて唇を噛み締めていた。私以外みんな笑っているように感じてきてなんか辛かった。ううう…。いや、幻さん悪くないよ、悪いのはTシャツ売るのに必死な制作たちだよ…。でもさぁ、一年と映画でたっぷり、今回もたっぷりと「戦兎と万丈は、恋愛関係とかバディとかブロマンスとか、名前を付けるのはおこがましい関係性、ゆえにベストマッチ」って描いてきてさぁ、ぽっと出ヒロインと万丈の関係を"?"アリとはいえ「ベストマッチ」という大切なワードを、決して使ってほしくは無かった…。悲しい。売り切れてて買えないけど、ベストマッチマグカップ買いたいなぁって思ってたけど、そんな陳腐なワードに成り下げたなら、使ってほしくなかった。なんでこんな酷いことができるの…と思った。辛い。Tシャツ、全然売れないでくれと呪詛ってしまう。ベストマッチをないがしろにしないでくれ。

 

・「デート」

私がVシネで恐れていたことの一つとして、「なんかぽっと出のヒロインとくっつく」があったんです。何故なら、一時間そこいらの話で恋愛感情の芽生えからくっつくとかふざけんな、という固い意思があったので。あと、安易な「男女の関係性の果ては恋愛関係」も嫌いなんですよ。なんか、男女は恋愛関係になるのが幸せという考えを見せつけられてる感がとても嫌なんで。ごく個人の理由ですまない。そして万丈は、香澄さんという亡くなってもなお大切に思い続けている人がいて。そんな万丈が軽く女とくっついたらたぶん正気ではいれなかった。結果、戦兎の「デート」も茶化した感じ。いつも通りであろう発明品を売っている万丈と、ちょっかい&手伝いをする由衣さん。だったので心からの「よかったぁ~~!!!」が出ました。もう一度言う。よかったぁ~~!!!ここから進展するもしないも自由だ!勝手にやれ!!私は万丈に、一生香澄さんを思い続けろとは思っていないので。これが二人の「出会い編」なら、私の知らないところで別に恋愛しようが勝手だ。でもとりあえず記憶が戻っているであろう香澄さんはどうにかしてこい。うん。でも由衣さん好きになれないからだいぶ嫌だけど。

 

・戻った記憶の今後

人体実験されて戻った人たちは先程書いた通りなんですが、どうも「変身できる状態」の、新世界で生きていたはずの一般人の「農家」と「首相秘書」が引っかかる…。記憶戻ったとはいえ、彼ら一般人なんですもん。私は猿渡一海が推しなんですが(自己紹介二度目)、私の好きだった彼は、みーたんに看取られて、遺体も残らずに消えていったんですね。幻さんも、あのかっこいい散りざまを見せてくれたじゃないですか。彼らや美空、紗羽さんは新世界と共に消えてなくなったんだなぁと思って、最終回後、心の整理をつけたんですね。新世界で生きてる猿渡一海はあの戦いの日々の記憶もないし、スカイウォールのない世界で生きている、私の好きだった彼ではないんだなぁと思い、改めて完全なる「死」を思って泣いていたんですね。

じゃあ新世界で記憶が戻った彼らはなんなのか。私はこれでめっちゃ唸っている。あれか、新世界で生きた十年と旧世界での十年、どっちの記憶も持ってるのかな。十年、しかも環境も違うとなると人間けっこう人格とか変わりません?彼らはどっちなの?融合したの?もしかして新世界の方の自分乗っ取ってない?まず自分を乗っ取るってなんだ。と哲学的(?)なことを考えてパンクしかけたのでやめたい。

ビルド公式~!!!この辺どうなのかはあるかも分からないVシネか小説で期待していいのか~!?いつになるんだ~!!!

正直な話、一般人の彼らには、もう既にちゃんとした現在の仕事があるし生活もあると思うので、仮面ライダーとしてあんまり戦ってほしくないです。推しがまた見れるとしても。Vシネ、あったらあったで絶対見に行くけど。オタクめんどくせ~!ここまで長々と書いておいて、これが今回の真理です。オタクめんどくさいね本当。ここで既にもう一万字超えてんだぜ?うだうだめんどくせ~!!!

 

・EDテーマめちゃくちゃかっこいい

最後は本編画像のスライドショー、ベストマッチマシマシでお送り。ふ、複雑~!さっきベストマッチないがしろにされた感じするって思ったから複雑~!でも曲めちゃくちゃかっこよかった。熱いな。そう思ってたらベストマッチスライドショーもなんかいい感じしてきた。不思議ね…。

 

 

と、前述の通り、一万字も超えたし、これ以上うだうだ悩んでる感想とはいえない何かを書きこんでも無駄な気がしてきたのでやめます。というかあらかた、ほぼ言いたい事書いたわ。すっきり…とまではいかないけど、吐きだせてよかった。

でも後半書きこんだ、悩んで悲しいって思いがあっても、『仮面ライダークローズ』めっちゃ面白かったんですよ。タイトルの通り、万丈龍我の主人公としての物語としては面白かったんです。香澄さんの存在が消えていること以外は。これは見過ごしてはならない。バトルもめちゃ気合い入っててかっこよかった。スクリーンで見れてよかった。もう一回行こう。ってなるんですよ。ただ、

  • 香澄さんの存在消失&記憶もどってるんじゃないのか
  • ジーニアスボトル復活はダメでしょ
  • 完全復活エボルトさん宇宙に放出
  • ベストマッチTシャツ

が、ビルドで今までもあった、ガバガバっぽいところを超えてくるキャラクターの良さと圧倒的エモーショナルで「う~ん!まあスルーできるな!」と誤魔化されてきた感じが、今回はエモーショナルも新キャラの魅力もいまいち足りず誤魔化しきれてないかな…と思ってしまうのは事実です。ビルド大好きだけど、ガバガバなところ、思い返せば後半割と同じことの繰り返しだったなぁってのありますから…。それを超える「エモさ」があってこそのビルドだと思うし、それが好きなのは私なので…。だから今回も誤魔化しきって欲しかったな…と感じてしまった。あきらかにダメなラインを踏み抜いてきたからびっくりした。でも面白かったのは事実なんですよ。円盤も上映見てから買うか考えようと思っていて、今は買うか悩むっていう、もう見たくないとは思わないんですよ。だから、このモヤモヤをどうすべきかと頭を抱えています。

そして期待と不安膨らむ、小説での完全なるグランドフィナーレ。最終回、ファイナルステージ、平ジェネFOREVERと良かっただけに、このクローズでもう一度散らかした色々の収拾がちゃんと着くのか。ビルドの最終回が個人的に刺さりまくってロスになりビルド好きなのを自覚した人間なので、「終わり良ければ総て良し」は割とあると思ってるんですよ。別にビルド途中悪かないけど!最終回が良すぎた!!だからこそ、『仮面ライダービルド』としての全ての終わりが、綺麗なものでありますように、と震えながら祈る事しか私にはできないです。本当に小説…頼むぞ…。

 

 

S.H.Figuarts 仮面ライダークローズ

 

 ともあれ、超かっこよかったよ!万丈!!

座椅子に包まれ安らかに眠った話(短文日記)

さて、今日、というか日付が超えてしまっているけれど、ちょっとしたハプニングがあった。

 

まず、FGOのイベントにて、とにかくクロエをいち早く加入させたかったため、徹夜していた。そこでおねむではあったのだが、そのあとインターネットをうろうろしていると12時過ぎになっていたので、「今から寝たら確実に夜寝れないやつだ」と堪えていた。

そして、突然のナナシス新ユニット発表する発表があり心臓がバクバク、明日(今日)はVシネクローズ公開で席も取ってありバクバク、と生きた心地がしなかった。そんな中、出かけないとどんなにバクバクしてても確実に寝ると思い、ずっと欲しかった新しい座椅子をニトリに見に行った。

 

私の自室はたぶん六畳ぐらいで、物が積み重ねられて本来の役割を果たしていない勉強机、その上にははしごで登れるベッド、箪笥、本棚、その本棚に入りきらなくてその辺に散らばる漫画や本、そしてこたつ机がある。こたつ。それは魔の存在。一度入ったら出られなくなる魔力を持つ、危険な存在。小さい正方形ながら、一人や二人が入れるぐらいのこたつ机が自室にある。ちなみにリビングにもこたつがあり、真面目に私はAmazonと同じぐらい今はこたつがないと生きていけないぐらいのずぶずぶっぷりだ。Amazon信者なので。

間取りが死んでいるので(詳しく後日ブログで書くかもしれない)、エアコンの設置は不可に近く、夏は暑く、冬は寒くてしんでしまう、と思いきや、冬の私にはこたつがある。神。そして、このブログを開設してからというものの、ノートパソコンを自室でいじることが多くなり、寒くなってもこたつがあるからへっちゃらさ!と言っていたのである。そして、クッションなどがないとすぐ尻が痛くなるのと、単純に姿勢が悪いのとで、座椅子とかが欲しかった。そのことを話していると、姉が「使ってないのあるからあげる」と言って、なんと座椅子をくれたのだ。しかし、「使っていない」というからして察するに、いわゆる「お古」である。姉は通販でいい感じの新しい座椅子を購入していて、元々あった座椅子を持て余していたのである。まあそれでもないよりかはマシ、と座ってみるものの、すんごい硬い。クッション性ゼロ。どうやったらここまで使い古せるのか。お、お前、粗大ごみ押し付けたな…!?

しかし貰ってしまったのは変わりない事実。捨てるのにも粗大ごみだから面倒くさいし、なにより新しい座椅子を買う金、よくよく考えたら勿体ないな…と謎の真理にたどり着いていた。なんでや。ないよりかはマシ理論で、その辺にあったぺらっぺらの安っぽい座布団を敷き、背もたれも使い古され、クッション性など無かったが、ないよりかはマシ理論を貫き通し、つい先日まで使っていたのだ。座椅子に座り(めちゃくちゃ硬いけど)、こたつに入ってネットサーフィンを嗜んだり、スマホをいじったり、本や漫画を読んでいた。

だが、先日、命綱・座布団に飲み物をぶちまけ思いっきり汚してしまい、その時は「眠いから明日の私がどうにかするよ」というクソ理論により放置し就寝。案の定、翌日にとりあえず手洗いで洗うも全然汚れは落ちず、洗濯もできないものでどうしようもなく、見るに堪えないほど汚れてしまっていたため、そのまま処分となってしまった。さよなら座布団(薄っぺらいやつ)…。君は私の尻をよく守ってくれた…。

それから数日は、あのクッション性のかけらもない、「座椅子のような何か」に座っていた。今思えば、座ってないほうが尻が痛くなかった気もする。とにかく座っていたら痛い。なんだろう、クッション性がないから尻が痛くなるのは分かるが、太ももまで痛い。なんか座椅子の中、というか形成するための金属っぽいものが、ぺしゃんこになったクッションの中からこんにちはしているからである。痛い。素直に痛い。お前!座椅子の意味なしてないじゃん!!今思えば座布団敷いてても騙し騙しだったけど!!だから「新しいのを」欲しいと言っていたのだ。貧乏性、というかただの金欠私、このままでは冬を越す前に尻が死ぬと思い、新しい座椅子を購入することを決意。

 

そうして、今日ニトリに行ったのであった。特にこだわりなどない。「ちゃんと尻を守ってくれる」なら何でもいい。強いていえば、自室は狭いからそんなにでかいのじゃなければいい。でかいの買う予算ないけども。

そんな感じで座椅子コーナーへ。早速いい感じのを発見。

www.nitori-net.jp

たぶんこれ。置いてあったものの中でもお手頃価格な上に、大きすぎないし、沈み過ぎない感じがよかった(沈みすぎるとなんだか動きたくなくなるため)。尻の安寧を求め、購入を決意。あと、私は家具を見るのが小さい頃から好きで、座椅子以外にも見て回っていたら謎の欲求の負け、もちもちしたクッションと、単純に暖かく過ごしたいので専用の手触りのいい座椅子カバーも買った。同行していた母は、ニートの私への同情か優しさか、座椅子の代金を出してくれた。申し訳ない…。でもありがとうお母さん…。

 

そして帰宅。帰ってきてから色々とすることがあったので一旦座椅子などは放置。そしてナナシスの新ユニットと新曲が良すぎて(詳しく後日ブログで書くかもしれない)ガチ泣きするという出来事もありつつ、12月辺りからよく拝見させてもらっている配信(詳しく後日ブログで書くかもしれない)を見るべく、自室へ。ようやく座椅子のセッティング。といっても袋から出してカバーつけただけだけども。

 

座ってみる。なんだ、なんだこの包み込まれる感じ。適度に沈みつつも沈み過ぎない…。そしてカバーの手触りのよさ…!!きもちええ…。前の座椅子は背中の半分ぐらいまでしか背もたれがないタイプだったけど、今回のは首元まである。思い切り背もたれに体重を掛けてみる。き、きもちいい…、体全体を預けられる安心感。なんだこれ、座椅子ってこんなんだっけ、今まで座ってたやつ何だったんだ。座椅子の慣れ果ての粗大ごみだった…。本物の座椅子の前にはあまりにも無力…!!!いや、前代も、きっと若き頃は立派な座椅子だったはず…。ただ、年月を重ね劣化し、クッション性は失われ、なんかチャック壊れて中見見えてたりしてただけなんだ。なんで、そんな役目を終えたはずのものをずっと数か月使っていたのかも、今、ちゃんとした座椅子に座りながら書いている私には分からない…。包み込まれる感覚の中では何にも考えられない…。

さらに、一緒に買ったもちもちのクッションを抱くとやばい。なんの形も模していないのに、なんだか愛らしさが湧いてくるまでのもちもち感。永遠にもにもにできる。病みつきになってしまうこんなの…。こたつでぬくぬくしながら、座椅子に座り包み込まれ、太ももの上にクッションを置いて抱きつつスマホをいじる。最強形態が出来上がってしまった…。今の私は最終再臨してるぞこれ…。

 

そんな幸福感に包まれながら、さらに見ていて幸せになる配信を拝見していたのだが、まさかの初めての寝落ちをかます単純に徹夜明けなのはあったけれど、今まで自室で寝落ちなんてしたことはなかった。何故なら今までは眠気より尻の痛さが勝っていたから…。いや、配信者様の声で安らぎモードに入っていたのもでかいけれど、こんなにも素晴らしいものだとは…。恐るべし、こたつと座椅子ともちもちクッションのコンボ技…。幸い、寝落ちたのは本当に配信が終わる直前だったようで安心。まあ結果30分ぐらいは寝てたけど。気持ちよすぎる…。しかも、体が痛くない!作業中に眠くなってこたつに入って寝て、起きたら体が痛い時が度々あったのだが(こたつが小さいため、足を丸めて寝ていた)、今までの座椅子に体重掛けて寝たなら、起きた時の尻の感覚は絶対にない。でも、この座椅子には座ったまま、全体重を安心して預けられたのか、すごくだるくない。最高か?という思いと同時に、また寝落ちしてしまいそうで若干の怖さはある。

 

 

f:id:C5555411:20190124234520j:image

ちなみに買った座椅子とクッションはこんな感じ。なんとも生活感に溢れる写真で申し訳な……おや?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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タジャドルも、こたつとクッション気持ちいいって言ってますねこれは~~!!!ヒュ~~~!!!!こたつ最高~~~!!!!!

 

とまぁ、アホみたいな茶番をしたところで終わりたいと思います。なんだこのオチ。ちなみにこの、オーズ タジャドルコンボのS.H.Figuartsは発売当時(たぶん2011年ぐらい)、タジャドルが今と同じく大好きすぎて、少ないお小遣いはたいて買った宝物の一つです。奇跡の力ここに降臨。オチが実に雑。以上、ただの日記でした。

楽曲から入る!おすすめナナシス楽曲私選(~2019年1月)

私がしたかっただけの記事です。

いや、これを機に、気になってナナシス始められる方がいればそれはそれで嬉しいのですが。…いる?

 

 

ナナシスの布教っぽいことしたい!でもゲームシステム・キャラクター中心だと、どうしてもアイドルゲームとしてありがち(なお、私はナナシス以外のアイドルゲームはほぼしたことはない)って感想で終わっちゃう感じがありそうなのと、私個人の感想ばかりになってしまうし、実際、ナナシスはめちゃくちゃ楽曲がいいので…!聴くだけ聴いていって…!!

 

こちらの冒頭で軽くナナシスについて説明しているので、知りたい方はこちらからどうぞ(あくまでも楽曲紹介なのであんまり世界観とかは把握してなくてもOKです)

clarastorage.hatenablog.com

 

 

というわけで、軽いユニット紹介と共に、iTunesの試聴とかYouTubeの公式動画で紹介していきます。

 

一応目次を置いておきます。

多い!!!

 

 

777☆SISTERS(スリーセブンシスターズ

MELODY IN THE POCKET【初回限定盤】

いわゆる主人公ユニット。コンセプトは「次世代アイドル」らしく、王道アイドルユニット。青空が良く似合う、爽やかな楽曲が多いです。

 

youtu.be

僕らは青空になるFUNBARE☆RUNNERなんかはまさに「777らしい」曲。

 

Cocoro Magical

Cocoro Magical

  • provided courtesy of iTunes

 Cocoro Magicalなんかもアイドルらしくて可愛くて好きだ…。

 

H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!!

H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!!

  • provided courtesy of iTunes
MELODY IN THE POCKET

MELODY IN THE POCKET

  • provided courtesy of iTunes

 物語や『ナナシス』というコンテンツとしてのメッセージ性が強いくて「エモい」のはH-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!!MERODY IN THE POCKE辺り。曲としてもいいけど、ゲームへの思いがあればなおグッとくる感じ。

 

Snow in “I love you”

Snow in “I love you”

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 Snow in "I love you"は個人的に大好きで、可愛いウィンターソング。ちょうど今の季節に聞きたくなる一曲。先程書いたように、主人公ユニットゆえメッセージ性を背負わされがちなんですが、こういうアイドルしててめちゃくちゃ可愛い曲ももちろん良いのが777です。

 

 

セブンスシスターズ

 物語の舞台である2034年にはすでに解散している伝説のアイドルグループ。2032年に突如解散し、それを機にアイドル文化は衰退した…みたいなのがナナシスの基盤なのですが、まぁめちゃくちゃかっこいい。レジェンドなだけある。

 

youtu.be

SEVENTH HAVENはまさに伝説的な曲ですね…。MVめちゃくちゃかっこいいので見てって…。発表当時まだナナシスをやってなかったけど、当時は衝撃が凄かったそうな。そりゃアイドルもので、バリバリにかっこいいEDMもってくるとは…。いまだに人気が衰えない一曲。

 

youtu.be

こちらのWORLD’S ENDPUNCH’D RANKERは、セブンスシスターズのインディーズ時代に発表されたという設定の二曲。いやー、ほんとにかっこいい…。

SEVENTH HAVENやWORLD’S ENDなどは、初音ミクの『Packaged』『Tell Your World』などで有名なkz(livetune)さんが手がけています。ニコ動に張り付いていた日々を思い出す…。セブンスにとっては切り離せない存在です。

 

Sparkle☆Time!!

Sparkle☆Time!!

  • provided courtesy of iTunes

そんなかっこいい曲ばかりと思いきや(というか発表された順番ではこちらの方が先)解散前・活動後期はSparkle☆Time!!のような、キラキラしたアイドル然とした曲を発表しているんですね。Sparkle☆Time!!、すごく好きなんです、キラキラしてて楽しくって。

 

 

WITCH NUMBER 4 (ウィッチナンバーフォー)

近未来感MAXな、可愛いテクノポップユニット。

 

PRIZM♪RIZM

PRIZM♪RIZM

  • provided courtesy of iTunes

 テクノ感たっぷり。お聞きになったら分かる通り、ナナシスは音声加工バリバリするんですよね。PRIZM♪RIZMなんかは思いっきりそう。好きな方はめちゃくちゃ好きそうだな、と。

 

SAKURA

SAKURA

  • provided courtesy of iTunes

 SAKURA、こちらは切なめなエモい一曲。投票とかでたしか一位とったりとめちゃくちゃファンでは人気がありまして、かという私も大好きです。他のウィッチの曲はポップで可愛いのにこれだけ切ないとか~~~!!!あとライブでペンライトがピンク一色になるのも大変にエモい。

 

 

SiSH(シス)

先程のウィッチに対して、ちょっとお姉さんっぽいイメージな三人組ユニット。言ってしまえばパ○ュームみたいな感じです。ライブでのダンスもそれっぽい。

 

さよならレイニーレイディ

さよならレイニーレイディ

  • SiSH
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 きらきらしながらも切ない歌詞な失恋ソングのさよならレイニーレイディ。爽やかな曲調なのに胸がきゅっとなる感じ、めっちゃエモい。さっきから使ってるけどエモいって言葉、本当に便利…。

 

プレシャス・セトラ

プレシャス・セトラ

  • SiSH
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 プレシャス・セトラはSiSHの最新曲なのですが、個人的にSiSHの完成系なのではと思うぐらい、三人組ならではの歌い方っていうか、パート分け、歌のリレー、ユニゾン(合っているか分からない)とか、とにかくもう完璧なんですよ…!フルでイヤホンで聞いてほしい……!!

 

 

NI+CORA(二コラ)

ちょっと背伸びした感じな、かっこかわいい二人組。

 

オ・モ・イ アプローチ

オ・モ・イ アプローチ

  • NI+CORA
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 初期の曲なんですが、オ・モ・イ アプローチはいまだにNI+CORAの曲では一番好きかもしれない。こう、(中の人が)まだ歌いなれてないようにも感じるし、背伸びした感じが可愛いのです。

 

You Can't Win

You Can't Win

  • NI+CORA
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 You Can't Winはアップテンポで、ちょっとセクシーでかっこいい感じの曲。この試聴では聴けないんですが、「BQN!!」がすんごくセクシー可愛い。二人の掛け合いみたいな感じもいいです。デュエットならではの良さですね…。

 

 

サンボンリボン

可愛らしくてポップなんだけど、少しノスタルジーな気持ちになるような、そんな曲が多い三姉妹の三人組ユニット。

 

セカイのヒミツ

セカイのヒミツ

  • provided courtesy of iTunes

 セカイのヒミツは、そんな可愛らしさとノスタルジックな雰囲気がたっぷり。可愛さ強めかな?「ドレミファソラシの次にはファがきて」なんていう、ちょっとした言葉遊び的な歌詞も面白くって好きです。

 

 

14歳のサマーソーダ

14歳のサマーソーダ

  • provided courtesy of iTunes

 去年に発売されたアルバムの新曲の中で個人的に一番ヒットしたのが14歳のサマーソーダ。まさにサンボンリボンにしか出せない、可愛らしさとちょっぴり切なさを感じさせるエモさ全開の一曲。プロデューサーである茂木さん*1も、

14歳のサマーソーダ」なんてタイトルのちょっとサブカル感のある青春っぽい曲を歌えるのはサンボン以外いないでしょっていうね。そう考えるとまさにドンピシャ。

Tokyo 7th シスターズ「THE STRAIGHT LIGHT」特集 総監督&総合音楽プロデューサー 茂木伸太郎インタビュー|まっすぐな思いを音に込めて (2/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

と仰るほど。トレーラーだけでもめっちゃエモが溢れ出てた…。

 

 

Le☆S☆Ca(レスカ)

爽やか微炭酸系青春三人組ユニット。もうこの一言に尽きますね。十代の女の子の甘酸っぱさたっぷり。

 

youtu.be

正統派アイドル感たっぷりで爽やかなYELLOW、そして打って変わってしっとりとした少し大人っぽいBehind Moon、前者が白レスカ、後者が黒レスカと呼ばれる、爽やかな十代の女の子さ、レスカらしさを残しながらも毛色が違う魅力が出せるユニットです。

 

タンポポ

タンポポ

  • provided courtesy of iTunes

 どれもいいんですが、個人的に好きなのがタンポポ。淡い春の恋の曲。思わずきゅんきゅんする、青春感のある爽やかさのある一曲。「君だよ」のところが好きなんですよね…。 

 

 

The QUEEN of PURPLE(クイーンオブパープル)

(アイドルなのですが)4ピース王道ロックバンドユニット。ハチャメチャにかっこいい。

 

youtu.be

 デビューシングル、TRIGGERFire and Roseはまさにロックバンドな、アップテンポのかっこよすぎる二曲。このトレーラーもめちゃくちゃかっこいいので是非。

 

Clash!!!

Clash!!!

  • provided courtesy of iTunes

 最新曲、Clash!!!は今までの二曲とは変わって、アップテンポではないナンバーでも「QOPらしい」かっこよさ全開の一曲。

今年単独ミニアルバム決まってるんですが、どんな新しいQOPが見れるのか楽しみで仕方がない…。

 

 

Ci+LUS(シトラス

恋に恋する片想い二人組ユニット。とにかく可愛い。曲とトレーラーを見て頂ければ分かるかと。

 

youtu.be

はい可愛い。シトラスは片想いアイコトバはまさに片想いユニットにピッタリな可愛いアイドルソングシトラスは片想いの「わん♪うぇい♪らぶ♪」や、アイコトバの節々に散りばめられた、言葉遊び的な歌詞なども特徴的で頭に残って癖になる。

ナナシスでは、全体的にあんまりキャラを出して歌っていないらしいのですが、Ci+LUSは良い意味で全開で、ユニットに合っていると思います。

 

 

CASQUETTE'S(キャスケッツ)

メンバー全員が18歳以上、「大人の魅力」を全面に出したお姉さんな四人組ユニット。

 

youtu.be

SHOW TIMEはしっとりした大人な歌声でジャズっぽく、マスカレード・ナイトはどことなくバブリーな歌詞といい曲調といい、80~90年代的な雰囲気があって、「2034年では一周また回ったのか」と思っちゃう感じ。どっちも、大人な女性さを前面に出したきらびやかな曲です。

 

 

はる☆ジカ(ちいさな)、SU♡SUTA(きゅうとな)

いわゆる限定・臨時ユニット的な二組ですが、曲聴いてもらう趣旨の記事なので紹介しますとも。

 

ハネ☆る!!

ハネ☆る!!

  • はる☆ジカ(ちいさな)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 まずはる☆ジカ(ちいさな)。(ちいさな)までがユニット名な、"ちいさな"二人のユニット。このハネ☆る!!は、そんな二人の可愛いはじけちゃう感じな曲。可愛い。

 

ラブリーオンリー

ラブリーオンリー

  • SUSUTA(きゅうとな)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 SU♡SUTA(きゅうとな)は、支配人(プレイヤーが操作?する存在)ラブな二人が結成した、一途な恋する女の子ユニット。ラブリーオンリーは、重いのを通り越して若干怖い歌詞がコロコロっとした可愛らしい音楽で中和(?)されていて、なんかとりあえず、可愛い恋する女の子♡みたいな一曲。ほんとフルで最初聞いた時、笑っちゃったレベルに重いので、興味のある方は下のリンクから見てみてください。一途な女の子は可愛いんですよ…。

Tokyo 7th シスターズ - 「ラブリー♡オンリー」

 

 

4U(フォーユー)

主人公たち・777☆SISTERSたちのライバルユニット。新進気鋭の現役女子高生3ピースガールズバンド。ロックな曲もあれば、ポップ寄りな可愛い曲も。単独ライブも成功させているなど、ユニット自体としての完成度も高いです。

 

Lucky☆Lucky

Lucky☆Lucky

  • 4U
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 明るいロックポップなLucky☆Lucky。歌詞も曲調も明るくて聴くと元気になれるような一曲。

 

TREAT OR TREAT?

TREAT OR TREAT?

  • 4U
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 激しめなハロウィンソングなTREAT OR TREAT?はもう聴くだけでぶち上がってしまう。こういう、ぎゅいんぎゅいん音がある曲、ロックって感じですね…。(音楽ジャンルをあまり良く分かっていない人間がさっきから解説しています)

 

youtu.be

 一昨年に発売されたミニアルバム、The Present "4U"のトレーラー。4Uの良さがたっぷり凝縮されています。個人的に三人の今までなどのエモさ抜きだと私はCrazy Girl's Beatがめちゃくちゃ好きです。

Crazy Girl's Beat

Crazy Girl's Beat

  • 4U
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 とにかくパンクで勢いあふれる感じが大好き。セクシーランジェリーよ…。

 

 

KARAKURI(カラクリ)

空栗ヒトハ/フタバの双子姉妹で構成された、2034年では知らない人はいないほどのトップアーティスト。中の人は一人で演じ歌われています。とにかく独自の世界観を持っていてすごい。

 

‐Zero

‐Zero

  • KARAKURI
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 な、なんていう音楽ジャンルなんだろう…。とにかくかっこいい-Zero。KARAKURIの楽曲は、全体的に言葉遊びや和なワードチョイスが面白いしかっこいい。

 

youtu.be

 発表されたとき攻め攻めでかっこよすぎて泣いてしまったAMATERRAS。KARAKURI特有の和なワードと言葉遊びは相変わらずで、まさかのラップ…。こういう幅が広いのが彼女たちです。いや、AMATERRASは難解なリズムすぎて常人ではなかなか歌えない。中の人は気合いで歌っているらしい。感情論だった…。

 

 

まとめ的な

いかがだったでしょうか?何人ここまで全部聴いてもらえたでしょうか?全部聴かなくても、ちょっと興味湧いたやつだけでもウェルカムです!

「これも好きだけど紹介しすぎだな~」とか「いかんエモさ重視しすぎの選曲になってしまう」などと私情を出来るだけ挟まず紹介した…つもりですが散々これ好きって紹介してました。まぁいい曲ばっかなので!興味持った人で音ゲー苦手じゃない方は、軽くゲームの方をインストールしてみるのもありかもしれません。

 

Tokyo 7th シスターズ

Tokyo 7th シスターズ

  • Donuts Co. Ltd.
  • ゲーム
  • 無料

 

 

あと、楽曲にかなり興味持ってくれた方向けに、各種アルバムのトレーラーも貼っておきます。ここで紹介しきれなかった曲も含め、色んな曲を少しずつ聴けますので!

 

youtu.be

youtu.be

 

 

あとトレーラーみてキャラが気になった方向けに、公式サイトも。

t7s.jp

キャラクター一覧とかユニット一覧も見れますので是非。みんな可愛くて魅力的な子です!

 

 

Star☆Glitter

Star☆Glitter

  • provided courtesy of iTunes

 ナナシスのテーマソングである、セブンスシスターズStar☆Glitterで締めようと思います。

一人でも、ちょっとは「ナナシスの曲知ってるよー」とか「○○って曲良いなぁ」なんて思ってもらえれば、私が一人ニヤニヤします。では。

 

 

P.S. 支配人の兄貴姉貴諸君が見ていて、「これ入っとらんやろ!」「入れろ!」などの熱いメッセージは(追記するかは分かりませんが)お題箱かコメントにていつでも待っています。

高床式倉庫2号

普通に興味持ってくれた方の報告も待ってますよ!!

*1:Tokyo 7th シスターズ 総監督・総合音楽プロデューサー

生きるのに向いていない

いわゆる、メンタルヘルス的な記事です。嫌な予感した人は乳首の話でも読んでいってください。(何故)

clarastorage.hatenablog.com

 

 

現状のこととか少しずつ書いとくか、と。

なんというか、普段仮面ライダーの事とかどうでもいい事とか書いたりしてるこのブログを、「なんちゃってメンヘラ女が書いてる」という意識越しであんまり読まれたくなくて。なんでだろう、やっぱり精神状態があんまりよくない事に対してのコンプレックスのような感じなのかな。今までは、あんまりメンタルヘルス的なことは近況報告程度にしか書かないでおこう…となってたけど、体験談的な感じで記録として残しておこうかなぁとは思うので、書くことにしました。でもなんちゃってメンヘラ女フィルター嫌だな…めちゃくちゃ明るく書くか…めっちゃ明るい鬱体験談、それはそれでなんか嫌だな…と思い、現状のことと過去のことを、思うまま、つらつら書いていきます。後々黒歴史だと思った瞬間非公開にします。

 

私は、こう、うつ病なのか睡眠障害持ちなのかなんなのかちゃんと診断されないまま、それが私が半端にメンタルがやられてしまっただけなのか、病院側が何にもしてくれなかったのか分からないまま(自分に合う薬を出し続けてはくれるので通い続けていたけど、さすがに違うところに行ってみようという相談は母としている)ぐだぐだと心療内科通いを続けて、もう三年弱経つ。自分で書いてて、早いものなのか、遅いものなのか、あんまり分からなくて微妙な顔になる。気持ちがどん底の時は時間が永遠に感じられて、寝れない夜はいくら目を瞑っても明日なんて来ないし。かといって、なんにもしない堕落的な怠惰な日々はあっという間に過ぎていくから。一日がものすごく長い日もあれば、いつの間にか一週間経っている時もあった。こうなってしまってから、私の周りだけ、時の流れがおかしいんじゃないかってぐらいに差がなんとも激しく感じるようになってしまった。

 

具体的に書くと、凄く気持ちの波が激しいのだと思う。といっても、「良いとき」はあんまりなくて、「あんまり良くないとき」と「良くないとき」がほとんどで、たまーに「まぁまぁ良いとき」と、わりと頻繁に「だめなとき」「全然だめ」がある感じ。分かりにくいな…。そんな「だめなとき」とかは、ちょっとした嫌なことがあったりしたら、一気に自分の中の解決できていない・かみ砕けていない気持ちとか不安感とか虚無感だとか自己嫌悪とか、そういうのがひたすらに襲ってくる。そして、「全然だめ」にまでいってしまうと、なんにもできない。ただ泣きじゃくっているか、虚無感に包まれてぼーっと虚空を眺めたりしていると思う。最近、幻聴じみた音も聞こえていたことが判明した。「だめなとき」ぐらいだと、SNSでみっともなく吐き出したりだとか、ゲームアプリを開いたりだとか漫画読んだり、気分を紛らわすための行動が出来るんだけど、「全然だめ」だとなんにも手につかないし、スマホとかを触るという選択肢すらない。ただ、自分自身に絶望するだけの時間が続く、これが異様に長く感じる時間のひとつ。そんな波と、うまく付き合いたくて、どっか行ってほしくて、本当は早く、ずっと「まぁまぁ良いとき」が続いて、生きていて幸せだなぁと言えるように成りたかったのだけれど、そううまくいかず、こうして、良くも悪くもならずに、ずるずる病院通いから三年弱、おかしくなり始めてからはもうちょっとしたら三年というところにきてしまった。

私はうつ病じゃないらしいのに、変なの。こう書くと、うつ病です。あなたは病気です。って、認めてもらいたい、この心の奥にあるどうしようもない虚無感と希死念慮的な気持ちを、「病気だからそう感じている(思う)んだよ」って、言われたいのかもしれない。言われてなにか変わるのかは分からないけど。だから、病院を変えるのは、環境が変わるのを恐れて嫌がっていたけど、最近は他にいいところを見つけよう、とすこし前向きな気持ちになれているのかも。こんな動機(?)で前向きになるのもなんか嫌だなぁ…。

 

他だとやっぱり、睡眠に難がありすぎるところだろうか。このせいで、私は当初通っていた全日制の高校を辞めることになった。なにか嫌なことがあって寝れなくなったのか、寝れなくなって嫌になったのか、あんまり覚えていなくてどっちが先かは分からないけど、とりあえず現在も睡眠薬無しでは夜には寝付くことがなかなか出来ない。季節やコンディションによりけりだけど、朝起きれないor過眠気味になってしまう。まぁ、夜あまり寝れない・質のいい睡眠がとれていないから、朝起きようと思っても無理がある、というのは当たり前だとしても、起き上がれない、っていう感覚がけっこうあって、当初は起立性調節障害なんじゃないかと言われたり、はたまた血圧が異様に低いだとか、なんか色々言われたけれどはっきりと何か分かったわけでもなく、結局何がなんだかなのである。自分の体のことが全く分からない。それに加え、メンタル面で、どうにも「なんにもしたくない」「だるい」みたいなモードに入ってしまったら、寝ることすら嫌になる時もある。寝たら、起きれない明日が来るから嫌だと思う時もあった。

 

こんな感じに、なんだかおかしくなってしまった原因は、起立性調節障害だとかはあったのかもしれないけれど、やっぱり一回心がバッキバキに折れてしまったからで。

ちょうど三年前の今頃、学校の友人とうまくいってないというよりかは、自分は根っからの陰の者のくせに、高校生になってから仲良くなった子たちはとても陽だったので、いじめられたとかは全くなかったけど、ノリに着いていけなくなってきて疲れてしまっていたりしていて、居場所がないように感じて。それと、当時掛け持ちしていたバイト先の一つが、女社会の地獄を煮詰めたような劣悪な人間関係で、息が詰まりながら働いていた中パートのババアに若干いじめられ始めたのもあった。とにかく、なんだか精神的に相当参っていた。そんな時に、人間性が苦手な父親と大喧嘩した。というよりか、父親による私の価値観や考えの否定のオンパレードだったので、喧嘩ではないかも。あまりに一方的だったから。そこで、心がばっきりと折れてしまった。今も治っているようすはない。無理やりガムテープで繋ぎ留めて、中身が漏れないように必死に形を保たせて、傷なんてないかのように、毎日へらへらしながら現実逃避している。へらへらできなくなっているのが「だめなとき」「全然だめ」。

 

こうなった理由としてあった中で、ものすごくでかく、いまだに解決できない・解消することのない存在が、父親なのだ。今まで、前ブログでも割とメンタルヘルス的な内容は書いていたけれど、父親のことをしっかり書くのは初めてかもしれない。ちゃんと気持ちに向き合えていなかったのか、向き合う気にもなれなかったのか。それとも、一般的に言われるような「毒親」ではないと感じていて、「どこの親もそんなもの」と思われるのが怖かったのか。

まず、根本的に、どうしようもないところで、父親が苦手なのだ。人間性が。性格が。考え方が。身内じゃなければ絶対に関わっていなかった人種が身内にいるって方、わりと多いのではないかと思うけど、それがまさに私にとっての父親で。幼い頃はそう感じなかったのか、私の感じ方が変わったのか、父親が変わったのか、いつからかは覚えていないけど、気がついた時には、どうしてもだめだった。

父親は根っからの「いじめっ子」だ。どうしても逃げられない私の「いじめっ子」が父親なのだ。考え方が、どこをとってもいじめっ子の考えで、いじめられっ子の私はただ縮こまることしかできない、と思いきや、なぜか16ぐらいの私は、妙に反抗的だった。私の父親という人間は、ものすごく礼儀やマナーに厳しい人だった。小さい頃から私や姉たちは厳しくしつけられていた。その辺りは、大きくなってから、公共の場なんかで暴れている子供なんかを放置したり「子供だから許される」と思っている親を見て、「私はちゃんと叱ってもらえてよかった」と思えていた。だけども、どこまでもあの人の世界はあの人中心で回っていた。いつの間にか、ただの価値観の押し付けが始まっていた。父親の中の常識は、世界中の常識なのだ。私がおかしい、私はそうは思わないと言っても、父親の訴える考えや価値観を、私や母と姉たちとで違うと主張しても、少数派というか一人になっても、その考えは揺るがない。私達がおかしくて、父親と父親の思う世間が正しいのだという。ちょっとしたこういう口論が度々あり、なんだか疲れてしまっていた。だけど、先程書いたように、16ぐらいの私は妙に反抗的な姿勢を崩さなかった。ただの反抗期だったのかもしれないけど、単純に、価値観の押し付けや強要はおかしいと思っていたし(それは今でも思っている)、そういう父親を、母や姉たちは諦めていた。「あれはそういうものだからどうしようもない」と。今考えたらその通りなんだけど、当時の私は、まだ心から父親を嫌いになれなくて、苦手だとは思いたくなくて、諦められている父親がなんだか可哀想に見えて、家族って対等に意見を言い合えるものだというバカな勘違いしてしまっていたのだ。だから、色々なことを押し付けられる度に、それはおかしいと思うままに口論を起こしていたし、おとなしく「諦めて」いたらよかったものの、私は父親に何度も何度も歯向かったのだと思う。

だけど、先程書いたバイト先で、いじめられているっぽい事を何気なく母に話しているのが父親の耳に入って、真っ先に言われたのだ。「さっさと辞めないお前も悪い」と。これを聞いて、「あぁ、いじめっ子の考え方だなぁ」と思ってしまった。真っ先に、娘がいい歳こいたババアにいじめられていることに怒りを感じなかったのか。心配する声を掛けようと思わなかったのか。私もいじめられる理由はあったかもしれないけれど、被害者が辞めるのが当たり前なのか。私が、好きなもの・趣味のために働いていて収入源を減らしたくなくて悩んでいることは考えなかったのか。辞めたいと言う勇気さえ失っていた事に気付こうともしないのか。

ちょっと書いてて辛くなってきたので一旦休憩します。

帰ってきました再開します。

なんだか、今思えば「心から嫌いになりたくない」とか、そんな生ぬるいことを考えてた自分がバカみたいで。この言葉でかなりこう、ずしってきて。そこから少し経っての、心バッキリがあるんで。なんなんだろうか、私って。そこから、私は鬱っぽくなって、母は父親が原因の一つだって分かっててくれたので、「あんまり口出ししないで」と言っててくれたよう。ありがたい。でも、父親は私の「あんまり良くないとき」ぐらいの、まだ大丈夫な部類の時を見て、何を思ったのか「治ってきてる」とか勘違いしだすっていう。本当、なんなんだ。私の気持ちを、感情を、考えを分かろうともしていないのが、無性に腹が立ってきて、泣きたくなって。私が歩み寄ろうと、元々の仲の良かったはずの頃の親子に戻りたいという気持ちなんて残ってる方がおかしいのか。

そういう、時々口論になって私が泣いてが度々あり、私は一向に良くならない。父親は全く変わりもしない、変わろうともしていないのがずーっと続き、つい先月辺り、「もう絶対に一生許さないし憎み続けてやる」って思って、完全に私の中で父親への、いままであった元に戻りたいだとか情とか、そういうのがパッキリ折れた。

私の今後の事とか、そういうのを母もいて話していて、またちょっと口論っぽくなって、溜まりに溜まってたから、思ってることとか言ってやろうってなりまして。そうしたら、まぁ案の定、父親は自分の価値観こそ絶対の頑固者なので、私が泣き寝入りして終わりましたとさ。私が分かりっこないって、言うべきではないってわかっていながらも言ってしまった「私がどんな気持ちで毎日生きてるか、どんなに(鬱だとかそういうこと)思ってるか分からないでしょ?」に対して「わかるよ 父さんも鬱だったから」とか言うんだなこれが。なんか、自分でも壊れたのかってぐらいその時、笑いと涙が止まらなくって。私を鬱にしたやつが何言ってんだろって。バカなこと自分で言ったのわかってたから尚更笑えて来ちゃって。一時期、私が生まれるよりも前に、社会人鬱みたいだった感じのことは聞いたことはあった。別に私の辛い思いが、父親の鬱より辛いとかじゃなく、比べるとかじゃなく、「それをお前が私に言うのか」が強くて、「自分がなってて辛かった状態に娘をしている原因はあんただぞ」って、なんだかぜーんぶバカみたいだなって。この人、私をこんな風にした原因の一つであることの自覚が時々ないのか、テレビとかでの親子特集とか異常な父親とか映ると、「自分はこんなのじゃなくてよかっただろ?」って、自分が良い父親だと信じて疑わないアピールをする時が頻繁にある。これが信じられないぐらい、嫌で、嫌いで仕方がなかった。私がどんな思いであなたの娘でいるか、考えたこともないくせに。そして説教垂れるときは、「善意で」「お前のためを思って」「お前がしたいようにすればいい」の三連コンボなのだ。相手の気持ちを考えない一方的な善意がどれだけ私を傷つけたか。私のためを思ってしてきたこと全て裏目に出ててごめんなさい。私がしたいようにさせてくれなかったのは誰なのか教えて欲しい。

ここまでなら、いつも通り私のハートフルボッコで終わっていたけれど、私が泣きじゃくりながらぽろっと言ったんですね。「もっと早くに謝ってもらえてたら、もっと気持ちが楽になってたかも」って。そうしたら、「お前は何に謝って欲しかった?」それを、そういうのを考えなきゃダメなんじゃないのか。人間として、人間に向き合うなら。意地でも言ってやんないと思ったら、「お前、今後一切合切、「謝って欲しい」とかそういうことを言うな」。「一生教えないし一生言いません」というしか無かった。ここで、「あ、終わったな」と思った。今まで、少しだけでもあった「諦めたくない」だとか「分かってもらえるはず」とか、そういうのはもう無理だ、私の心が持たない。それにずっと思ってた。私は父親に謝って欲しかった。こんな風に思い詰めるまでにしてしまってごめん、とか、なんでも良かったかもしれない。事あるごとに、私は感情が高ぶると泣いてしまうから、いつも泣いてて苦しくなって、私だけいつも苦しくて、悪いことしてないし、言ってないって自分では思ってるのに、その場を収めるために結局父親に謝ってばかりで。私ばっかり謝って、なんで辛い思いしないといけないんだろう。そりゃ、父親にだって、私の知らないところでたくさん辛い思いはしていると思うけれど、私にとっては、私の感性や価値観を否定して、押し付けてくる怖くて厄介で、「どうしようもなく逃げれないいじめっ子」だから、もうそんな風に思いたくないから、話し合って、和解したかった。生まれてきたくなかったとさえ何度も思ったことある、「私をつくってごめんなさい」と言わせようなんて思ってない。ただ、今まで一回も、謝られたことなんてなくて、何回も何回も私の心を踏みにじって殺しても、謝られたことなんて一度もない。あんまりすぎる。勝ち負けの話じゃなけど、こんなの私が負けてばっかりだ。もう、私も疲れてしまって、こんなのこれ以上また踏みにじられ続けられるだけって、ここまでボロボロにされてようやく分かった。ようやく、母たちと同じく「諦めた」。だから、今後はもう、口論にもならないように、私は父親のイエスマンにでもなろうと思ったし、最近は父親が家にいるときは食事時以外ほとんど顔を合わせないようにしているし、また、価値観の押し付けが来ても、無理して笑って適当にやり過ごせてるはずで。何度も心を踏みにじられても、一生恨み続けて、許さないで、やっと今までの私の苦しみが少しは晴れるんじゃないかと縋って。だから、せめて、他の事は踏みにじられてもいいから、唯一、私の好きなものには踏み入れられたくなかった。そこだけは守りたかったのに、易々と踏みにじってくるのだ、父親は。

 

時々、特撮の事をどうしようもなく憎く感じてしまうときがある。

私は平成ライダースーパー戦隊ウルトラマンも、幼い頃からよく見ていた。それは特撮ヒーロー好きの父親によく見せられていたから。途中、少し離れていたけどまた今は特撮に戻りつつある。平成ライダーは遅れた分取り返したくて、見れていない作品全部見ようと思っているし、スーパー戦隊ももうすぐ終わるルパパトを惜しみながらも特別編もすごく楽しみだし、次はキュウレンジャーを見ようと思っている。ウルトラマンも、ルーブはすこし見ていたが面白かったし全部一から見たくなった。私とは、切っても切れない存在が特撮で。大好きな存在で。なのに、それも全部、あの憎き父親から来ているものなのだ。好きになったのは私だから、その気持ちは私だけのもの、と割り切れたらどんなに楽か。父親の前でなんにもないようにへらへらして、自分の部屋に戻ったら嫌でも目に入る、並べてある仮面ライダーのフィギュアやソフビ、オーズタトバ・バース・アンクの3ショットがお気に入りで、特撮から離れていた時期もずっとそのまま飾ってあった2012年の仮面ライダーのカレンダー。大好きなものに溢れているはずが、父親を思い出させてきて、どうしようもなく苦しくなって、憎く感じてしまう時がある。なんで、好きなものの気持ちまで、お前に支配されなきゃいけないんだ。一度思ってしまったら、何度も思うようになって、苦しくて、好きなものにこんな気持ちを抱かないといけないのが苦しくて仕方がなかった。特撮を見るのを、好きなのをやめてしまえばいいのかもしれない。でも、なんで、私が諦めてばっかで、踏みにじられてばっかりなんだろうって思えてきて、どうしようもなくなる時がある。どうしようもないのだ実際。好きなものは好きだし、やめようと思っても、たぶんやめれない。たくさん思い出の詰まったグッズや本を、捨てれるわけがない。だから、せめて、今後は父親に踏み入れられたくなかった。自分だけの気持ちなんだって、思えるように。

だから、この事の前に父親が機嫌取りか(今後のことなどで、私が色々と滅入っていたのをさすがに察していたのか)、普段は全く私や姉たちに何もよこさないのに、ビルドのムック本を買ってきた時は驚いた。その時は素直に嬉しかったけれど、もう、踏み入られたくないと、そこだけは今後譲れないと決めたから、揉めた次の日に「自分の好きなものは自分で集めるから」と代金を渡した。捨てることはできなかった。憎くて仕方がない父親から貰ったものでも、大好きなビルドの本を捨てるなんて行為は出来なかった。だから、行為自体は失礼かもしれないけど、「買ってきてもらったから」というていで代金を渡した。だけど、結局のところ、その代金は私に返ってきた。私はテーブルに置いて渡して逃げ込んだ後、いつまでたってもテーブルに代金は置かれたままだった。意地でも受け取らなかった。もう揉めたくなくて怖くて泣きながら代金を渡した意味と理由を話しても、「買ってきたものだから金は受け取らない」と頑固に決めていた。なんだか、疲れてしまった。帰ってきた代金と本を見て、「どっちも燃やすか」と一瞬考えたけど思い留まった。本を見るとき、「揉めて結局代金を受け取ってもらえなくて泣いた」事を思い出すんだろうな、と思ったし、実際そうだし。なんだろう、どこまでも頑固で、というか周りを巻き込んで頑として自分の考えを曲げないのだ。どうやってこんなモンスターが生み出されたのか。ここで結局折れた私は、唯一ここだけは譲れないと決めたところまで曲げて、かけらほどもないプライドもずったずたで。私の意志ってなんなんだろ。

 

これだけで済んでたらまだ良かったのに(良くは無い)、まだ平気で心をバッキバキに踏みつけてくるから、私も驚いてしまった。

正月は家族で出かけていて、ローソンを見かけたから1月1日から始まった平成ライダー一番くじあるかと探して入って、あった!と小躍りしながらアクリルスタンドも数個持ってレジに並んだら、すっととなりに父親が来て、支払うというのだ。これ、悪意なく善意でやってるのだろうから恐怖を感じる。数日前に、あれだけ涙ながらに、娘が金を返してきたことを覚えてないのだ。覚えていたとしても、平気で同じことを繰り返そうとするのだ。あまりにも恐怖を感じたのと、どうしても自分で払いたかったのとで、店内で泣いたり揉めたりするのは絶対にダメだと小さく「大丈夫だから」といっても、もうレジで順番が来て、逃げれなくて、結局支払われてしまった。同じことの繰り返し繰り返し。部屋でまた泣いてばかりの自分が嫌で、ブラインド景品も当たっていたけど、数日触る事すら出来なかった。憎悪に塗れる相手に支払われた商品とて、仮面ライダーのグッズで、捨てることも出来なかった。結果、踏ん切りをなんとかつけて開けた。ここで、意地でも開けず、「貰っていない」と装っているのが、なんだかあまりにも頑固で、あの父親そっくりじゃないかって思ってしまった。そう思うと、体からあいつと同じ血が流れているのが今まで以上に許せなくて、全部全部抜ければいいのになんて考えた。どっちに転んでも地獄だ。受け取っても、守りたかった踏み入られたくない場所を荒されておしまい。受け取らないと意固地になっても、父親譲りの頑固さに耐えれなくておしまい。私の心はいまだに殺され続けている。

 

呪いなのかな。呪縛なのかな。私はいつか、全く父親に縛られずに、特撮が好きだと思える日が来るのかな。幼い頃から今まで植え付けられた父親の価値観や恐怖心なんてなく、心から笑えるのかな。

当分は無理だと思う。離れるのが一番かもしれないが、前述の通り、メンタルも難ありかつ、メンタルが弱ったのと同時に体も弱り、常に体のどこかの様子がおかしいのがザラで、まだ職に就くのも難しいのが現実なのだ。いつになったら家を出ていけるかもわからない。今は、心の虚無感や不安感に見ないふりして、娯楽に浸って、その娯楽である特撮ですら、たまに父親越しに痛んでいるのを知らないふりして、好きなことをしている時は嫌なことを忘れられて、それ以外の時はへらへら笑うのが精いっぱいだ。

ここまで色々書いたけれど、なんだか結局のところ、どれだけ自分のうまくいかない体を恨もうが、平気で人の心を踏みにじってくる父親を恨もうが、私が生きるのに向いていないなぁ、と思ったら全部解決する。だって、あまりにも周りを見ても、私の方が異常なのだ。母や姉たちは、私より父親といるが私みたいに壊れなかった。全然良くならないメンタルも睡眠障害も、一般的な人はそんな悩みすらもっていない。生きているのが、呼吸するのが時々とても苦しくなる。でも、それでも、惰性で生きている私だけど、いつか心から幸せだと、生きていて良かったといえる日がきたらいいな。

【推し語り】 私の一番の「アイドル」ー Tokyo 7th シスターズ 角森ロナさんと私 崇拝編

すう‐はい【崇拝】

[名](スル)心から傾倒して、敬い尊ぶこと。「心から崇拝する」「偶像崇拝
デジタル大辞泉

崇拝(すうはい)とは - コトバンク

 

もはや、私の角森さんへの気持ちは崇拝かなにかなのかもしれない。

 

 

あけましておめでとうございます。(幣ブログでは二回目)(めちゃくちゃ遅い)

新年ですね!と振袖角森さんのカードのスクショを使いたかったので無理やり新年の空気にした。できたのか?

 

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振袖姿の角森さん。髪の毛をおろしているヘアアレンジも大変似合っていて、転びそうなところも含めて超絶可愛いですね。

 

さて、角森さんへのたっぷりの感情は、以前に気持ちの悪いぐらい書いたけれど、それは出会い編。

clarastorage.hatenablog.com

 

今回は崇拝編。

 

先程貼った記事は、ナナシスをご存知ではない方にも、不便なくある程度は読んでいただけるように書いているつもりで、この記事を読んでいる方は「ナナシスの事は(さっきの記事とかで)なんとなく知ってる」「筆者がめちゃくちゃ角森ロナさんという子が好き」ぐらいの認識は、これを読んでいる方みんな持っているという事を前提として話は進めていく。

 

 

ナナシスを始めて、角森さんを好きになってからというものの、毎週水曜日には公式Twitterでの更新・メンテナンスのお知らせが来るから、「この前ガチャだったし当分は安心かな」とか「でもイベントは長らく来てないからいつ来てもおかしくないんだよな」とそわそわしたり、角森さんの新カード実装でのガチャで一喜一憂したりと心をかき乱されたり、もう完全に生活の一部に組み込まれている。彼女及びナナシスは私の生活の一部なのだ。

そんな角森さんへの感情が募る中、あることに気付いてしまった。私は支配人じゃない、と。

 

 

 話が逸れるけれど、まず私は、ゲームにて、いわゆる「名前は自分でつけてね」系主人公に全くと言っていいほどに自己投影できないタイプのプレイヤーで。

いままで、ゲーマーというほどでは無いけれど、まぁそこそこのゲームをしてきた。そういう系のゲームだと、幼い頃まで遡れば『ポケットモンスター ダイヤモンド』ぐらいまで遡る。ポケモンぐらい主人公が喋らない事を徹底されていても、私はそいつのことを、私の分身とは全くもって思わなかった。いや、パートナーとして旅をするポケモンたちには、めちゃくちゃ愛着も湧いているし、パートナーだと心の底から思っている。でも、今自分が操作しているやつが自分だとは全然感じない。この辺、自己投影できる人とできない人の違いとか、興味はあるけれど今回の本題からは逸れるから一旦置いておくとして。

あとは「乙女ゲーム」だろう。中学生の頃にめちゃくちゃしていた。乙女だったもので。自分でも買っていたし、友人からも借りたこともある。そんな乙女ゲームも、主人公の女の子には名前を自由に設定できるものもけっこうあった気がする。私が中学時代、原作ノベルと共にハマったゲーム、『BROTHERS CONFLICT』もそうだった。

www.otomate.jp

Vitaへの移植版、買えてないなぁ…。PSPの方は、2本とも初回限定のを買うぐらいにはハマったなぁ…。移植版だと2本のを一つにまとめてあるとかめっちゃお買い得だし…って思ったけどこれ攻略対象数えぐくなってるな!?フルコン鬼なのでは!?トロフィー全部取るの絶対修羅の道だろ…

キャラクター自体みんな好きだったし、絵も綺麗で声もかっこいいイケメン達を堪能できるゲームとして最高だったのだけれども、特に私が入れ込んでいた、というか自分のオタク史に刻み込まれているほどに熱狂的に好きだった朝日奈祈織、通称・祈織様のルートは、それはもうマジで号泣しながらやった。精神すり減らしながら発売日の夜中に涙を流しながら攻略した思い出がはっきりとある。彼、祈織様のことを話す機会ではないのでざっくりとしか書かないが、そりゃあ彼が大好きな私は、攻略できる事に「やっと祈織様は救われるのか」と嬉しかったし、幸せになってほしい、と何度も願った彼が、ついに幸せになる話なのだ。無事エンディングを迎えられた時もめちゃくちゃ嬉しかったし私も幸せだった。だけど、吐くほど泣きながらプレイしていても、決して私=祈織様の相手、すなわち主人公ではなかった。他のキャラを攻略していても、他の乙女ゲームでも。なんというか、祈織様に対して夢願望的なものはあるのだけれども、ゲームをプレイしていても、私は「二人とも、幸せに…!!」と涙ながらに思う謎の存在なのだ。主人公は私では無いけれど、決して嫉妬心などを抱くようなことはないし、なんというか「異物感」はない、そんな感じ方でずっとプレイしていた。

現在プレイしているFGOなんかも、「そういう系」の部類なのではないだろうか?私はヒロイン兼相棒であるマシュがめちゃくちゃ好きなので、完全に「私はマシュの先輩」という気持ちではあるのだが、シナリオで選択肢でたまに喋る主人公には、全くもって自己投影はしていない。これも中々難しいのだけれども、召喚した(ガチャで引いた)サーヴァントは私のサーヴァント!ぐらいの気持ちはあるけれど、シナリオでいる主人公は私とは別存在・本当に物語の「主人公」で、それを私は俯瞰して見ている、みたいな感じだろうか。雰囲気で感じてもらえれば…。

 

そんな、まぁ徹底的に、私(プレイヤー)≠操作しているゲームの主人公なプレイスタイルを続けている私だが、ナナシスも勿論そうなのである。

大前提として、「シナリオでの支配人、男だしなぁ」みたいな部分も大いにあるけど、ぜんっぜん私は支配人じゃないのだ。ナナシスのプレイヤーの名称としての「支配人」は名乗るけれど、自分のことを性別とか関係なく、支配人だとは思えないのだ。なぜか。他のゲームよりもその感情は強いかもしれない。

 

というもの私はナナシスでは角森ロナさんの事が、ハイパーウルトラ最上級に好きなのだけれども(再確認)、角森さんに対してプロデュースしたいだとか支えたいだとか、そういう、支配人としての感情が一切と言っていいほどに無いのだ。

なぜかって、彼女のアイドルとしての活動に対する思い、歌声、めげずに頑張る姿などを見ていてると、私の中での角森ロナさんはあまりにも「アイドル」という部分が強いのだと思う。愛とか希望だとかのキラキラしたものをくれて、笑顔をくれる、誰よりも輝いて見えるアイドルこそが私の中の角森ロナ。私はそのアイドルの一オタクに過ぎないのだ。

 

だから、角森さんがマイページでこちらに語りかけてくる言葉も、私に対してではなく「支配人=プレイヤー」が結びついているプレイヤーに投げかけられている言葉に聞こえている。「支配人さん、お仕事お疲れさまです。」と言われても、「ごめん角森さん…私は支配人なんかじゃないんだ…ごめんなさい…」と謎の感情に襲われる。なんだこれ。シナリオを読んでいても、やっぱり私は支配人ではないので、シナリオでの支配人とみんなが頑張っているのをふよふよと遠くから見ている、または成長記録とかドキュメンタリーみたいなものを見させてもらっている感覚にすらたまになる。私は、彼女の一オタクでしかないから。だから、支配人業務という名のゲームをプレイしていると、「私は一体なにを…」「元々このゲーム、どの辺でプロデュースしてるか分かんないけど、尚更分かんなくなってきたな」と自分がよく分からなくなることがままある。ソシャゲしててそこまで考えるか?と言われると、「…たまに」とだけ。

そんな感情に当初は少し悩んでいたけれど、割り切るのは異様に早く、「ゲームでのプロデュースは、システム上の何かにそういう名前を付けてあるだけ」と支配人としてロールプレイングすることを早々に放棄し、「レッスン」とか「プロデュース」とかの名称の何かは、「カードのレベルあげるやつ」「スキル解放するやつ」「ステータス上がるやつ」 と完全にゲームの要素として扱うようになった。それでいいのか。でもまぁ、めちゃくちゃ支配人としてなりきってプレイしてる人もそんなにいないだろと思いつつ…。

 

角森さんには、なにか少し悪いかもしれないが、「角森ロナという少女」個人に対する思いは、「アイドル・角森ロナ」への思いには勝てない、というか別次元の感情になってくる。もちろん、ちょっとした日常エピソードでの角森さんもめちゃくちゃ可愛い。当たり前。他のナナスタのメンバーとの絡みなんかも(百合豚としても)大好物だし、微笑ましくてたくさん見たいとも思う。なんだろう、そういう日常シーンでの角森さんは、いわゆる日常系漫画・アニメのキャラクターを見ているような感覚で、アイドルとしての彼女と結びつかないわけじゃないし、「角森ロナという少女」と「アイドル・角森ロナ」両方とも角森さんだし、両側面合わせての「角森ロナ」というキャラクターなのは当然の事。それを分かったうえで、彼女を支える支配人という気持ちより、アイドルとしての彼女を応援したいし、幸せをもらっている、彼女のファン・オタクとしての感情が強い、というのが本音。

そして、どんどん崇拝じみた感情すら湧いてくるのだ。ずっと笑っていてほしいし、幸せでいてほしいし、アイドルとして大成してほしい。そういう当たり前の感情もあるけどれど、何か眩しい存在で、綺麗な何かで、自分なんかが触れられる存在じゃなくて(次元の話ではなく、支配人であるかどうかである)尊い存在、癒しや救いを求める存在なのだ、私の中の彼女は。もはやスケベなイラストや他の人間の下品なツイートなんかも見れなくて、あらゆるところで「ナナシス ロナ」とか検索がかけれない。「角森さんのそういうところ見たくない」「角森さんを穢さないで」とか思っちゃうレベル。厄介かな?今のところ思うだけに留まっているので許されたい。(マイナス検索すら、それでも際どいのとか出てきたりしたら嫌…とまで思う。厄介かな?

なんかもう私の中では、そういう神聖な何かなのだ。この角森さんへの気持ちに名前を付けるなら、崇拝という言葉がしっくりくる気がする。崇め、敬い、尊ぶ。そんな感じ。ここまで自分の中で膨れ上がっていて、こう書きだしていて誇張して書いているという気にもそこまでならない。偶像崇拝、アイドルとはすなわち偶像、今の私にピッタリな言葉じゃないかと思う。

まぁね、アイドルとしての彼女が一番好きでも、日常でのほんわかドジっ子角森さんもそりゃあ大好きだし、ガチャしてイベントこなして彼女のカードを揃えたい欲望だってあるし、なんというか結局のところ「ナナシスのオタク」での支配人ではあるので。他のキャラクターだって大好きだし。角森さんへの感情が大きすぎるだけだから、きっと。

 

運命の出会いをした彼女は、私の中で、「女神」とか「天使」みたいな尊い存在、崇拝するアイドルになりましたとさ。完。

終わってないけど。ナナシス全然終わってないけど!今年にはメインシナリオ進むし、新ユニットもできるし、既存ユニの新曲も決まってるし、単独ライブも決まってるけど!!私の角森さんへの感情や気持ちは、現段階ではもう書けることがないくらい、ひと段落着いてるよってことで。

 

 

近況報告として、今一番怖いのは、今年のバレンタインカードの担当の一人が角森さんだったらやべぇなって感じです。今まで角森さんのバレンタインのカード実装されてないからねー。怖いなー怖いなー。ガチャの限定だったらどうしよー。収入を得なければ確実にガチャに敗北する未来が見える。働こう私。

【雑感シリーズ】イラストでの胸ポチが気になる(短文)

読み返さなくても、あまりにも酷いので、なんか下ネタとか無理な人とか、嫌な予感しかしない人は、ちゃんと頑張って書いた前回のルパパトの記事でも読んでってください。こっちはちゃんとした記事です。今回が酷いだけなんです。

clarastorage.hatenablog.com

 

 

 

 

皆さん、胸ポチはわかるだろうか。

今回は二次元・イラストなどでのことを差すこと前提として私の語りを聞いていただきたく思う。

(大体が)女性のイラストで、衣服などを着用しているにも関わらず、乳首の存在感がちょこんとあったり、またははっきりと浮き出てしまっている状態のイラストなどを目にすることがあると思う。私はある。そんなイラストの属性(という使い方は間違っている気がするが)の名称はなんなのか調べたところ、胸ポチ、着衣乳首、浮き乳首などと呼ばれている様子で、ピクシブ百科事典で見る限り一番投稿数が多かった胸ポチという呼び方をここではつかわせていただこうと思う。(正直、何度も乳首乳首と書かずに済んだことに少し安堵している)

 

私はpixivでのデイリーランキングなどをほぼ毎日確認するオタクなのだが、どうしても胸ポチが気になるのだ。

スケベ野郎なのでR指定の入ったイラストもたまに、いやごめんなさい、頻繁に「ほーぅ」と鼻の下を伸ばして眺めているのだが、R指定が入らずとも、そういった性的なイラストとして描かれたものでの胸ポチは大歓迎なのだ。だって、乳首浮いているのえっちだなぁ、と、描いた方も見ている我々も思っているだろうから。

二次元でのスケベピクチャーはファンタジーなのだ。我々に夢を見させてくれるものだ。ピクチャーだけでなく、マンガも小説もそうだ。全て夢幻の類と分かりながらも、いや分かっているからこそ、えっちだなぁと思うし楽しめるのだ。私はBLも百合も嗜むが、そんなのも当然ファンタジー、スケベではない普通の漫画だってなんだって、二次元はファンタジーなのだ。私にとって二次元は、ファンタジーだからこそ、くそったれた現実から逃避させてくれる存在なのだ。

少し話が逸れたが本題に戻ろう。そんな「胸ポチはファンタジー」として好きなのだが、どうもpixivでの全年齢デイリーランキングでの胸ポチは気になって仕方がないのだ。R指定は入っていないけどスケベな扇情的なイラストがランクインしていて見かける分には、私は鼻の下を伸ばすだけのだ。乳首が浮いていてもだ。そして絵柄などがめちゃくちゃ好みだったらフォローさせていただくだけだ。しかし、その気になるイラストというのは、全然性的なイラストではなく、普通に可愛い女の子のイラストだなぁと思うようなものなのに、乳首が浮いているのだ。主張の激しさはまあそれぞれだけれども、乳首がまぁ浮いとるのだ。どうしても思ってしまうのだ。ブラしろや…と。またはさらし巻くかニップレスつけろ、と。

 

健全イラストにおいて乳首を浮かす必要性はあるのだろうか。とか、健全っぽいのを装って性的なかほりを醸し出すというエロさなのか。とか、絵師様は手癖でしっかり服着てても乳首を描いてしまうのだろうか。とか、そんなことを私は言いたいのではないのだ。心に、男子中学生並の低俗さをもったスケベ野郎をすまわせていても、18↑の女の私が「いや、ブラしろや…」と冷静になってしまう。

それこそ、ブラしてないのはファンタジーだろ、と言われてしまったらぐうの音も出ない。ぐうの音も出ないのだ。でも、冷静にさせる部分の私が出てくると、ファンタジーから抜け出して、「なんでこの子はちゃんとした衣服を着ているのに乳首が浮いていてブラをしていないのか」とか「つけていない系痴女キャラクターなのか?にしてもエロは感じないのだけど」「清楚系に見えるのに乳首が…そういうプレイ?そういうプレイってキャプションに書いてないしな…」とか要らない分析を始めてしまうのだ。

スク水健全絵でも、胸ポチがあると「パット入ってないんか」とか「そんな乳首が浮くような薄い生地のスク水なんぞスケベ目的以外に着ないだろ」とか考えてしまう。和服もだ。和服を着るときは下着は着けない方がよい、とか聞くけど、本当の作法なんかは知らないが、ノーパンは普通に痴女だし、ブラジャーは浴衣なんかだと紐や後ろのホックが浮いてしまうのを防ぐためにノーブラ…とかは分かるけど、そこまで気にしてるのに乳首は浮かすのかと思ってしまうし、ましてや振袖なんかや着物で乳首が浮いているのを見ると、性的なものなら「おっ和風えっちイラストいいっすね~」となるのだが、どうも可愛らしい・綺麗な感じのイラストなんかだと「着物の生地に負けない乳首、屈強な乳首じゃん」と思わざるを得ない。特にアーマー、鎧を着たイラストはもう脳内のツッコミが止まらない。だって鎧なのに乳首浮いてるとか、「その鎧はなんなんだ。布か?そんなので戦えるのか」とか「見るからに金属の鎧なのに胸ポチ、もはや鎧が乳首に合わせて形作られているのか。それはそれでドスケベでええやん…」と妙な納得までし始めてしまう。まぁビキニアーマーとかは、はなから性的なものと言われてしまえはそうなのだが。

 

こんな長々と書いたが、結論を簡潔に正直に書くと、こういうのを感じない人がとても羨ましく思えてしまうのだ。私だって、純粋に可愛いイラストだ~ってファンタジーに浸りながら見たい。そんなの気にするならネットするなと言われてしまっても仕方ない。言われても見るけど。ここまで書いてきたが、「健全イラストでの胸ポチ気になって仕方がない!」と唸って暴れるほどではない。ただただ、静かに「おやおや…」と分析を真面目に始めてしまう自分がいるだけなのだ。「健全イラストで乳首が浮いてるのはおかしいと思います!」なんて意味の分からない注意喚起じみた事を言い出す気もない。浮いててもいいと思うし。だってファンタジーだから。その、二次元のファンタジーから、勝手に冷静になって現実を見ている私がおかしいのだ。

 

と2000字ほど書いてみて、なんだか少し落ち込んだ。冷静になって分析し始めてしまうこともだが、こんなことをめちゃくちゃ冷静に、真顔でカタカタと打ち込んでいる自分にもだいぶ落ち込んだ。スケベなことにもそれ以外にも、まっすぐ真剣に向き合っていく、という精神は大切にしたいです。なに書いてんだろうか。風呂入って寝ます。

 

お口直しに我らが後輩・マシュのめちゃんこ可愛いフィギュアでも貼っておきます。

Fate/Grand Order シールダー/マシュ・キリエライト 1/7スケールフィギュア

 

は~~可愛い… 

マシュのイラストでもたまに胸ポチってるのに「屈強な乳首じゃん」または「その鎧、乳首の形で形成されてるの?ドスケベか?」と思うのをやめたいです。

 

 

 

 

clarastorage.hatenablog.com

雑感シリーズ、ちゃんとシリーズ化したよ…!!よかったな…!!! 

ルパパトはズルい - 最終回を目前にして思う事

 

新年あけましておめでとうございます。ようやくブログ書く時間(とメンタル)が整いました。やった〜!

あ、今年も弊ブログをよろしくお願い致します。

そして年賀状のように適当に新年の挨拶(にしては遅い)をぜひお題箱に送ってくださいな!構ってくれくれ!

高床式倉庫2号

 

 

さてさて、ルパパトがいよいよ最終章、というか終わりに着々と向かっていっていますね。ルパパト超面白くないですか?? そして、めちゃくちゃにズルい作品。私の使う「ズルい」は、基本的に「く〜!なんか悔しさ感じるぐらい面白い!」とか「まんまと(良い意味で)ハメられた」みたいな意味です。

 

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー Blu-ray COLLECTION 2

 

近況報告。年明け前から既にルパパトロスに怯えている日々です。ビルドロス拗らせ芸人(平ジェネFOREVERを見に行って更に悪化させた)なので、併発はアカンて、と震えています。さすがに、既に危ないが、もうこんなの心がおかしくなる。

 

前々からルパパトについても書きたいなーと思っていたのですが、もう既に私が言いたいことそのまま言ってくれてるような記事とか素晴らしい文章で紡がれている感想とか山ほど世に出てない?と思っていたので保留になっていたのです……

 

42話、ひいてはWレッドの良さが存分に文字で感じられる素晴らしい記事。

様子が所々おかしいので笑いながらもめちゃくちゃ同意してしまう記事。頻繁に読んでしまう。

 

ほんとに、感想記事や考察記事読むの大好きなんですよ…。まだまだ私の世界は狭いのでオススメ記事あったらマジでお題箱から教えてくださいな…。

 

と、好きな記事を紹介させていただきましたが、「ルパパトの事書いて!」とお題箱にてリクエストも貰っちゃったので(とても嬉しい)ごちゃっとした何かになりますが書いちゃいます。自分の言葉で何かを残すのも大切。うんうん。

 

えへへー!自慢していくぞ。

 

 

とまあ前書きをたらたらと書きましたが、わたしとルパパトの出会いは超簡単。

「戦隊とか何年も見てないけど今回2つも戦隊いてそれが対立してんの?Wレッド?ほう?エモそうやな?見よ」

というカスみたいな動機で見始めました。改めて書いてみても本当にカスだな…。エモさを求めているだけのハイエナ、いやそれ以下……。

 

スーパー戦隊自体、私は東映特撮で育った身、もちろん見ていました。見てはいたのです…。ただ、熱量が仮面ライダーに寄っていた…。

今以上に、熱量とか依存とか、そういう配分が苦手なもので、ひとつにハマるとそれに突っ走る傾向にあり…。シンケンジャーゴーカイジャー、ゴーバスターズ、トッキュウジャーは記憶に色濃く残っていて特に好きですね。(脚本:小林靖子に弱いことが平成ライダーと共に伺える。)

うん、それぐらいなんです。なんというか、それぐらい薄いエピソードしか出てこなくて…だからあまりスーパー戦隊については触れてこなかった…。というか挙げた作品も、(トッキュウは若干ズレているけど)第一次ライダーオタク期*1とぴったり合ってるんですよね。そのまんま、SHTとしての括りで見ていたから、ライダーに熱狂していた時に見ていたスーパー戦隊も記憶にそりゃ残ってるわな…と言えなくも…いや挙げた作品めっちゃ好きですよ…ゴーカイジャーとか、クラスメイトと休み時間に狂ったようにスーパー戦隊ヒーローゲッター歌ってましたよ…!!休み時間とかいう言葉久々に使ったな…。いや、小学生高学年にもなってクラスメイトと狂ったように歌っていた記憶マジでなんなんだ。と並にスーパー戦隊も追いかけてはいたけれど、仮面ライダーに熱量が寄っていたので過去作を見るとかはなく、ライダーと離れていたのと同時にスーパー戦隊も見ることが無くなっていたのでした。

 

仮面ライダースーパー戦隊、比べるのとかは違うと思うし、なぜ仮面ライダーに熱量が寄っていたのか、なんて分かったもんじゃないです。10年前ぐらいですよ。知るか。と言いつつ真面目に答えると、シンプルに性癖でしょうね。小学生高学年にして性癖とか最低…?いや、ネットとかでよく使われる性癖って使い方間違ってるんですよ、恐らく。性的嗜好って意味じゃなくて…いやなんかWikipediaみたらなんかそういう意味も誤用され過ぎて含んでるみたいなんですけど…そういう性的な話ではなく!好み的な!?こっちも誤用だけど!いや誤用じゃないの!?雰囲気で察してください。自分でも何言ってるのかわかってないですよもう。とりあえず、たぶんWとかオーズの、男の熱い関係性とかがとにかく衝撃的だったんでしょう。今でも大好物ですので。認めざるを得ない。それと、敵の力を使って戦う、何か悲しみを背負ったヒーロー、という所が思春期の私には激刺さりだったのでしょう。重ねて書きますが、10年近く前ですので憶測ですし、詳しく覚えてないし、より好きな方にふよふよ寄っただけです、きっと。子供なので。決してどっちの方が優れてて、なんて話ではないのです。

 

そうして歳もちょっととり、精神は程々に荒み、色々なジャンルを通ったオタクになった私(18)は、なんかエモそうという最低な理由のみでルパパトを見始めたわけです。更に前書きを書いた上に長いし最低だな……。

 

まあ見始めてみたらコロコロ転がって毎週のようにルパパト超面白いなと言う始末。だって面白いでしょ?ルパパト。不純とも言えるような理由で見始めたわけですが、あっさりハマる。でもこんなに面白い作品なのに普通に素通りしていた可能性なんて大いにあったわけです。特別興味が湧かなかったら見てなかったでしょう。それだけ、戦隊VS戦隊という構図はTVシリーズで扱うには、私には異色で目を引くものだったので、こういう私みたいな物珍しさとかでスーパー戦隊に戻ってきた人や見始めた人なんかもいるんじゃないでしょうか。そういうところでは、まず快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーの番組企画(?)自体が成功してるっぽいのが既にズルいんですよね。

 

とまあ、私らしくもない、なんか番組とか企画に〜とか若干たれましたが、素直にめちゃくちゃ面白いんですよ。何回目だこれ。

何度も書きますけど、なんかエモい関係性がとにかく大好きなので、Wレッドの危ういけど尊い何かは「何を見させられているのか」と思うレベルに朝から頭がクラクラしているんですけど、それだけじゃ全然ないよってのがルパパト。キャラクター、一人一人みんな魅力的な上に、「そこがあったかぁ!?!!?」みたいな組み合わせの関係性までみっちり描いてくるのだ。ズルい。

圭一郎とつかさの気心のしれた友人かつ同僚、圭一郎・つかさと咲也の先輩後輩、魁利が初美花をからかったり兄貴分ムーブをする感じや、透真の魁利・初美花への保護者感。これだけ一戦隊内で美味しいのに、そこからの戦隊を越えた絡みで数倍にも美味しくいただけるのです。

レッド同士はもう先程引用紹介させていただいた記事に全てと言っていいほど詰まっているのでもはや語ることは無い。初美花がつかさを普通に仲のいいお客さんとして接していながらも失った親友と重ねてしまう時があったり、咲也の初美花へのLOVEっぷり、など良さが深いのだが、そこに高尾ノエルという、コミュ力高めなアムールの国から来たトリックスターが投入される。無茶苦茶すぎる。さらに予想外のところでは、圭一郎の女心の分からなさにやきもきする初美花や、魁利を心配するお姉さんムーブのあるつかさ、まさかのエアロビクス先輩(ノリノリ)後輩(不本意)になってしまった咲也・透真、常に警察との距離を適度に取っている透真と圭一郎・つかさの微妙な距離感、鮭回でのチャラめ軽めな魁利・咲也、咲也・ノエル達などもう書ききれないです。もう関係性てんこ盛りドーン!好きだろ?ほら食え!って感じのフルコースからのデザートラッシュみたいな。私はまだルパパトの写真集などを買っていない(踏み込むのが怖い)のだけれども、相関図とか載ってたら大変なことになっているのではないでしょうか…?矢印ごっちゃごちゃだよもう。

 

そういう、関係性の構築・変化、快盗側・警察側の持っている情報の変動など、とにかくルパパトは毎週目が離せない。だって展開がどうなるかが、シンプルにめちゃくちゃ気になるから。特に変動なさそうな回だと分かりながらも、予告の時点でレオタードとか鮭とかツッコミどころ!!みたいな回をぶち込んでくるのでおちおち休んでらんねぇという。まことにズルい作品です。

 

そんな積み重ねまくり、矢印あらゆるところに向きまくりな関係性が、全て、快盗の正体が警察にバレる、というルパパトの1番の山場、クライマックス、ピークであろうところに向けてひたすらに描かれているのが………ずっっっっっる〜〜〜〜!!!!

ずるーい!ずるいっずるいっずるい!ルパパト、ずーっとずるしてたーっ!(Fate/Zeroイリヤで再生しなくてもいいです。)

 

快盗が大切な人を取り戻すのがピークとも言えなくもないとは思ってますが、たぶん取り戻せるのはなんとなく分かってるじゃないですか。脚本:小林靖子ならやばかったかもしれないけど…。あの人なら、取り戻すことは出来なかったけどそれを乗り越えて出来た、かけがいのない絆があるさ…!とかで終わりそうじゃないですか?そういう落とし所とか大好きなのでネットで鬱シナリオだとか騒いでる方々には「お前には一生…わからんやろな…」という顔をしています。にわか小林靖子ファンのくせに語った上にルパパトに全然関係ないので一旦黙ります。

香村さん脚本だと私はウィザードを思い浮かべますが…(色々思い出しながら)取り戻せるだろと書いておいたけどどうなのか…。いや、ウィザードのメインライター複数いたし…。ジュウオウジャーちゃんと見れてないけどそんな感じじゃないと思うし…。

 

と、その辺は置いといて、視聴者みーんな、「最終的には正体バレるんだろうな…」って思ったしそれを少しでも楽しみにしつつみてましたよね?最初のうちは、最終的にバレるのに、敵同士なのに、なんて思いつつも、最近なんて、バレるところが見たいけど見たくない、大好きな7人と(そこまで一般市民に被害を及ばさない)ギャングラーとのバトルあり笑いありな楽しい日々がいつまでも続けばいいのに、なんて思ってる人もいますよね?私は思ってますよ。いつまでも正体なんてバレずに、快盗も警察も、お互い追う追われる立場でありながらも強さを認め合い時には共闘もし、普段は仲のいい客と店員(友人)(または先輩後輩)でい続けて欲しい、って思ってますよ。でも、それって、前にも書いたことあるんですけど、永遠に快盗は大切な人を取り戻せないまま、心に闇を抱えたまま生活を送らないといけないし、警察側も、圭一郎の夢見る警察の仕事がないぐらいに平和な世界なんて絶対に訪れないんですよ。

みんな(視聴者)、そんなこと分かってて見てるくせに、泡沫の関係だって分かってるくせに、みてないフリして、楽しい日々が続けばいいのになぁなんて思ってたはずなんですよ。目を背けて、関係性エモ〜!とか思ってたでしょ?

制作側も、綿密なまでに描いてきてて、そんな風にこちらに思わせるように仕組んでやがったんですよ。心底ズルい。望んでいないはずなのに、少しだけ「見てみたい」と思わせる塩梅なのが本当に地獄。ズルいというか鬼。

 

そして最新話、46話にて、本当に泡のような関係性は消えていきそうになる。

46話、総集編として不自然さもなく綺麗にまとめながらもギャグも欠かさない(にしても温度差が凄すぎるけど)、見事に尽きる。

警察側、というか圭一郎とつかさは、今までの魁利たち、ジュレの3人の不自然だったり気にかかっていた言動が、「快盗だったから」と次々とピースがはまるように解消されていく。咲也は良く言えば、根っからの良い子、悪くいえば公私混同しているので、どうしても初美花達が快盗だとは認めたくない。咲也の気持ちもすっごく分かるし、とても優しい子なんですよ…。そして、当初の圭一郎だったら濁点だらけで怒っていたかもしれないのに、あまりにも冷静で。それがまた、話が進む事に更新されていく「朝加圭一郎」らしさがたっぷりで。きっと仕事だからと顔と言動に出さないだけで、心の中は色々な感情ごちゃ混ぜなはずなのに。つかさ先輩だってそうだと思う。こうやって、1年弱積み上げてきた関係性が、ほろほろと消えていきそうなんですよ。

 

なんとなくのイメージなんですが、ルパパトはジグソーパズルみたいで。先ずは1話からの序盤では、各戦隊がどんな立場・目的で動いているのかを描いたのが、ジグソーパズルにおいて基本中の基本であるパズルの隅っこを見つける事、各キャラの掘り下げは外枠作り。そうしてルパパトという作品が分かりやすくなってきたところで、各キャラの関係性や感情の変化などを描いて、物語の中身、ピースの内側を埋めていく。そうして、警察達が快盗の正体を突き止めていって、最後の方に残った「なんだか埋まりにくかったピース」が悲しいぐらいに綺麗にはまっていくんですよ。そうして、完全に快盗=ジュレの3人だと突き止めてしまったら、全てのピースは埋まるんじゃないかな、と。そこで一旦パズルは完成されるんですけど、その完成されたパズルがどうなるか?というのがルパパトのラスト次第なんだと思います。

快盗と警察は二度と交わることの無い完全なる決裂として、パズルはバラバラに崩れてそのままおしまいなのか。完全なる決裂とはいかなくとも少し物悲しいビターな結末として、完成されたパズルは崩れて箱に戻されるのか。大団円を迎えて綺麗に額縁に入れられて飾られるのか。はたまた予想もつかない結末を迎えるのか。例えておいて、あんまりしっくり来ていないようなー…。

 

結末が楽しみでもあり、とても怖い。しかも次回、若干ノエルには死亡フラグが立っているという。本当にやめてくれ……。

願うならば、ハピエン(広義)厨なので大団円を迎えて欲しい、というよりか、みんな幸せになってほしい、というのが一番です。特に快盗達は、辛い思いをした分、幸せになってくれなきゃあまりにも報われないし悲しいじゃないですか。どうか、どうかみんな幸せになって欲しい…。強欲なまでに、そこまで思わせるルパパトはやっぱりどこまでもズルいのです。

 

正体バレも最終回も見たいけど見たくないです。そんな思いを綴りました。本当はキャラ個別で好きポイント語りたかったり、数年ぶりにまともにみたロボ戦すげぇ進化してる気がする!とか、ルパンレンジャーのマントがフェチを刺激されて好きな話とか、アクションかっこいい話とか、色々な言いたいことはあったのですが、関係性オタクなのでそこら辺を重点的に語らせていただきました。

 

ルパパトは面白いしズルいです。そんなルパパトが大好きです。でもやっぱり、最終回は怖いしめちゃくちゃ寂しいかな…。