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運命でも偶然でもいいよ ー Tokyo 7th シスターズ 角森ロナさんと私 出会い編

運命、という言葉を使うとなんか胡散臭いし、それ以前にだいぶ寒い感じがするけど、私の運命のアイドル、大好きで仕方がないアイドルが、角森ロナさんだ。

 

 

皆さんはTokyo 7th シスターズ、通称ナナシス、というゲームを知っていますか?

いわゆるアイドル育成系の音ゲーが主のスマートフォン向けゲーム。舞台は2034年の東京といった近未来な感じで、その2034年では「アイドルなんて時代遅れ」といった風に色々あってアイドル自体が廃れてしまっているのである。そんな風潮の中、プレイヤー=支配人(簡単に説明すると、プレイヤーはアイドルの劇場型スタジオの支配人という設定。)はアイドル達をプロデュースして一緒に切磋琢磨していく、という内容だ。

 

 

そんなナナシスというゲームで、メインストーリーの比較的序盤の方にナナスタ(支配人が支配人をしている劇場スタジオの名前。言ってしまえば事務所のようなもの)のアイドルになる女の子が角森ロナさん。

数か月前に実装された最高レアの角森さん。とてもかわいい。貯めこんだコインとチケットをざぶざぶ溶かし、無理のない課金もしたが出なかったし、普段は微課金なため今も来ていない。天井もちょうど他の支払いが立て込んでいて叩けなかった。南無、、、

 

16歳の高校生で、泣き虫で少し気弱なところがあるドジっ子だけど、好きなことに対する情熱は誰にも負けないような熱いところと、逃げ出したいような事があっても頑張れる芯の強さを持っている。アイドルが大好きで、自分がアイドルから元気や勇気をもらったように、それらをみんなに届けられるアイドルになりたいという女の子。

角森ロナさんの中の人である加隈亜衣さんの甘めな可愛らしいお声がとても合っていて良い。ナナシスはシナリオフルボイスのゲームなので、耳が溶けるほど堪能できる。

 

と、軽く角森ロナさんの事をつらつらと書いたが、私自身、最初はそこまで彼女のことを特別好きでもなかった。だけど、2018年10月現在までナナシスというゲームを続けているのは、角森ロナさんを好きになったからだと断言できてしまう。

 

 

ぼんやりとだけれども、二次元の女の子の好みは元々ある。外見でいうと、さらりと伸びた風でたなびく黒髪ロングが志向みたいなところがある。性格面では、いわゆるアホの子的な子が癒されるし無条件に可愛い!と好きになる事が多かった。近年は、見ていて気持ちがいい、竹を割ったような性格の凛とした強い女概念、みたいなキャラクターも大好きだ。

 

角森ロナさんは、どれにも全くと言っていいほど当てはまらない。

「好みではない」よりむしろ、「嫌いじゃないけどそこまで好きになるキャラでもない」ぐらいだった。それでも、そんな勝手に私の中で作られていた好みなんていう壁をぶっ壊されて、いつの間にか虜にされてしまっていた。

 

最初の印象としては、正直に言うと、どことなくぶりっ子っぽく感じていた。「ふええ!」といいながらすぐ泣くし。すぐドジするし。ぶりっ子キャラが嫌いという訳では全くない。むしろちょっと計算高い腹黒い感じの子は好きだ。ただ、角森ロナさんはなんともリアルな「ぶりっ子感」を感じた。甘い声で口調も可愛らしくて泣き虫、自覚のないぶりっ子感があるっちゃあると思った。実際身近に友達などとして存在していたら、嫌いではないけど内心「あの子、ぶりっ子っぽくてたまにイライラしちゃうな」と思ってしまうような、なんとなく本能的に、同性的に、ゲームのキャラだと分かっていながらも好きになれないところがあったのだと思う。

 

ナナシスを友達に布教されて始めてみて、単純にシナリオが面白くて「みんな可愛い~!」などと頭すっからかんで、特定の推しなどはまだいない中進めていて、運命(偶然)の出会いをする。

ガチャで。

まあ、ゆーてソシャゲ、ガチャは当然ある。私は今までガチャを回す系のゲーム自体そこまでやりこんだことがなかったから、実質、ガチャ処女をナナシスに捧げたことになる。

そんなことは置いておいて、ほぼ初めてだったと思う11連ガチャで角森ロナさんのGカード、おそらくSRとか呼ばれるレアリティのカードを引いた。

 

このカードである。

 

角森ロナ 魔女達の合宿

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そうはならんやろ。

どうやったらそんな風にそうめんを頭にぶちまけられるんだ。しかも文脈的に、支配人のそうめんだけでなく自分のもこぼしてる様子。まじでどこがどうなってそうなったの……。

まさに、ドジっ子で泣き虫な彼女を一枚で見事に表しているカードと言えるだろう。

 

始めたばかりで手持ちカードも全然揃っていないので、当然レアリティが高いカードは重宝する。この魔女達の合宿、今も昔もそうめんと呼んでいるこのカードはめちゃくちゃ使いまくった。

 

ライブステージ、いわゆる音ゲーパートでは、キャラごとに先頭に置くと聞けるボイスがあり、角森ロナさんは「ステージでは絶対に泣きません!」と言う。スキルを発動すると「みんなに元気をあげたいなぁ」とボイスが流れるし、マイページでつつくと色々話してくれる。

 

このカードを日々使ってゲームをプレイしていると、「ステージでは絶対に泣きません!」という、泣き虫で気弱な彼女の決意を何度も聞くことになるし、どこまでもアイドルとして頑張っている姿がとても素敵だなぁと思うようになったし、単純にほぼ始めたばかりから使い続けている・初めて来てくれたGカードというのもあり、愛着がむくむくと湧いたのもあった。

 

そして、なんとなく、いつの間にか、「ロナめっちゃ可愛くない?好きなんだけど…」とか自然に思うようになっていた。なんとなく、と曖昧なのは、今だにマジで何が決定打になってロナ支配人になったのかが正直覚えていないのである。

ただ、角森ロナさんのEP2.5(シナリオ2章のようなものの個人エピソード)で、ボロボロに泣いてしまったのはハッキリと覚えている。ひとりでステージに立つことになり、厳しいレッスンを必死に頑張り続けて、あまりの重圧に不安で押しつぶされそうになっていた時に仲間たちに背中を押され、笑顔でステージに立つ姿は支配人達が初めて出会った頃の、泣き虫で臆病な女の子とは思えないほどに輝いて見えた。「みんなみたいに輝きたい」「勇気と元気をあげれるようなアイドルになりたい」と言っていたけど、もうなってるよ、輝いてるよって言ってあげたい。

そもそも、EP2.5は自分で選んでシナリオを解放するシステムなので、真っ先に角森ロナさんのエピソードを見たいと解放した時点で、彼女のことを好きになっていたんだと思うし、当初抱いていた「ぶりっ子っぽい」みたいなマイナスなイメージなんてもうなかった。

 

アプリを起動するたびに、もはや親の声より聴いた彼女のマイページボイスで癒され、新シナリオで活躍があれば喜び、新曲が発表されれば、エモい曲であれば少し涙し、可愛らしい曲だと「ん゛ん゛ん゛ん゛」などと気持ち悪いなにかを発したりしている。

 

もはや生活の一部であり、大切な存在で、私の心の支えといっても過言ではないアイドルこそが、角森ロナさんなのだ。

 

 

きっかけは、ただの運だと思う。もしあの時のガチャであのカードを引いていなかったら、ほかのキャラのカードを引いていたらそのキャラが推しになっていたかもしれないし、角森ロナさんを好きになったから今もナナシスを続けていると書いたのを自分で否定することになるけど、そのキャラに置き換わる事になっていたかもしれない。別にそれでもいいと思う。

どこが一番好きで、何に惹かれたのかと聞かれても難しいし、あのタイミングであのカードを引いて、思い入れが強くなっていったから、いつの間にか好きになっていた、というのは事実だし。ただ、今までの好みなんて関係なく無性に惹かれてしまった存在には変わりはなくて。もしも、なんていくらでも考えれるけど、今彼女を思う気持ちは絶対なのだから。角森ロナさんを好きになってよかったと思うし、ほんの偶然であのカードを引いたのも、ここまで大好きな存在になったのだから、結果的に運命だったなって思ってもいいのではないだろうか、そう思った方が素敵なのではないだろうか、などと寒いことを若干本気で思っている。

 

 

あの夏の日の武道館ライブの熱気と感動を思い出しては胸がいっぱいになるし、先日発売されたMELODY IN THE POCKETを聴いて、眩しすぎるぐらい、彼女だけではなく、メンバー全員、どんどん前に進んでいっているんだなと思う。

4thライブも、もう明日というところまでに迫ってきている。シンプルに、単純に、楽しみで仕方がない。今後の展開も気になるし、更なる角森ロナさんの活躍や、ナナシスというコンテンツがどうなっていくか、不安も少しあるがそれ以上にワクワクが止まらない。

運命か偶然の彼女との出会いがここまで私の生活に彩りをくれたことに感謝をしつつ、これからも角森ロナさんをたくさんたくさん好きだと感じ続けていたいものです。

 

 

出会い編と書きましたが、次回があるか分かりません。なんという雑なタイトル付け。ちゃんとした布教記事も書いてみたい気もしないでもないような…。