面白かった漫画個人的まとめ2018
どうもくららです。
今年はFGOに金をざぶざぶ溶かしたり、ナナシスで無残に爆死したり、バイトして心身共に限界がきて辞めたり、初武道館行ったり、このブログ始めたり、狂ったようにビルドにハマったり、そして平成ライダーありがとう…ってなったり、なんかもう色々あったけど全体的に情緒どうなってるんだみたいな年でした。元気元気。
そんな2018年で読んだ面白かった漫画まとめです。Twitterとかでも度々漫画の感想は言ってはいますが、こうまとめるとなると難しい…というか一年は範囲が広すぎるから、来年以降もするなら上半期下半期で分けたいなと思う所存。
とりあえず漫画に対するプロフィールを書いておくと、
- よく読む漫画のジャンルとかは特にない。満遍なく適当に読む。無意味にグロいだけの漫画は苦手。あと恋愛モノの少女漫画はあまり読めない(キラキラした漫画の世界と酷い現実との落差で死んでしまうため)
- 購読しているのは週刊少年ジャンプ。ほぼ全作品読んでます。ジャンプ+の作品もちょいちょい読んでいる。
- 購読して読んでいるものもあれば、コミック派のものもある。一番多いのはTSUTAYAのコミックレンタルでかもしれない。母が漫画好きなので借りてくるのを私も読む。
- 電子書籍よりも紙派。見開きとかの迫力はやっぱり紙じゃないと!派。
こんな感じですかね。あと幼少期はちゃおっ子、マーガレット・別マを買っていた感じの人間です。
そんなこんなでいきます。
いや、なんで今まで読んでなかったのって感じなぐらいハマりました。面白すぎない??アニメ化前に先に読んじゃお!って思ってたら母子共々だだハマりして気付いたら全巻家にあった。
説明とかわざわざいりますか?全人類読んでる気がしてきた。説明とかもうしにくいから知らない人はもう公式サイト見てきてください。
ゆるキャン△ 7巻【Amazon.co.jp限定描き下ろし特典付】 (まんがタイムKRコミックス)
- 作者: あfろ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2018/10/11
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る
最高の漫画。(そんなに知ってるわけではないけど)日常系作品の中で、私的には近年で一番ヒットしました。
アニメから入ったクチです。今年の頭辺り、あまりにも精神が荒んでいたので、ゆるキャンに出会っていなければ今頃どうなっていたことか…。原作もアニメもとにかく、雰囲気が大好きです。キャラクター達の絶妙な距離感とかもすごい良い。あまりにもキャラクター達が楽しそうにキャンプしてるから、キャンプしたくなるオタクの気持ちが分かる。私はインドアなのでしませんが。
女子高生たちがキャンプをしたりしなかったりする、アウトドア日常系きらら作品。この響きだけでもう素敵じゃありませんか?
アニメはなんといっても音楽が最高です。Amazonプライムビデオに今現在(2018年12月)入ってるので、プライム会員でまだ見たことない方いたら一話だけでも見ていってほしい…。
最新7巻は、なでしこちゃんとリンちゃんの関係性がエモの塊で私ははじけ飛んだ。
・ラブデスター
ジャンプ+での復刻無料開放で全話読破しました。だ、大好き…。
完全にネットミーム(使い方違う気がする)に飲まれて読み始めたのですが、デスゲームモノでの最高傑作じゃないかなと思ってます。いやラブデスターは元々デスゲームじゃねーから!!恋愛実験だから!!
謎の宇宙人に、ある中学校の三年生全員が月に誘拐され、「愛の告白」を行い、成立したものだけが帰還できる「ラブデスター実験」に巻き込まれる。といったありがちな設定からは思いもよらない展開が待ち受けている。
愚かな人間共!むざむざと死ぬモブ!ガバガバ展開!無から生える人間と設定!なB級ゾンビ・サメ映画テイスト(狙ってるらしい)のどこかチープな作風と、そこからは考えられない伏線回収、「真実の愛」とは何なのか、主人公たちの行く末がどうなるのかを涙なしでは読めない、B級映画なチープさと超大作の感動が共存している、世にも珍しい漫画です。
推しは宝塚系のイケメン女子・蝶野ゆりさんと、主人公が大好きな可愛いオネェ系男子・姫夜カオルちゃんと、ノーベル賞をとる新選組です。どうか、どうか読んで欲しい…!!新選組がノーベル賞とるまで読んで…!!あと集英社は単行本紙でも出して!!
・よつばと! 14巻
や~~~~っと出た。待ちわびていた。
あずまんが大王にオタクとしての基礎をつくられたので、よつばとももちろん好きですとも。優しい世界。
帯の「世界vs子供」もいい。まぁ案の定面白くて癒されて良かった…。新キャラ・こはるこが最強…。よつばとはいつでも心を暖かくしてくれる。わざわざ深く語る事はないのです。
・かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
かぐや様は告らせたい?天才たちの恋愛頭脳戦? 8 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 赤坂アカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/01/19
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る
アニメ化すると聞いて、気になってはいたからアニメ化前に原作読んでしまおうパターンですね。Amazonからの画像は1巻の表紙はやたら怖いので、推しが可愛い8巻にしておきました。
天才たちの恋愛頭脳戦とかついてあるけれど、今のところそんな様子はあまり見たことがない。ラブコメなんだけど、スケットダンスの波動を感じる。いや、私の中の学園モノの王道がスケットダンスってだけかもしれない…。ラブコメしつつも、青春感のあるエピソードもあってたまに泣かせてくる感じが好き。
画像の推しは、案の定アホの子です。藤原書記。ウザめなアホの子好きなんだよなぁ…。
ジャズが好きな主人公が、サックスプレイヤーとして世界一のジャズプレイヤーを目指す物語。たしか前になんかで賞とってた気がするんだけど、今更読んで、今更感動した。
音楽漫画って、「読んでて音が聞こえた」とか感想言われてるのわりと見るんですけど、正直私今まで、そういうの一切なくて。悪い意味ではなく。たぶん感じ方の問題ですね。このBLUE GIANTでも感じないのですが、もうシンプルに、青春漫画として感動するし、主人公・大が困難や苦悩なんかにぶつかっていきながらも前に進んでいく姿が眩しい。ジャズに詳しくなくても全然読める。人との繋がりの暖かさや、彼のジャズで周りの人が変わっていくのがとても素敵なんですよ。好きです。
・ブルーピリオド
ヤンキー・DQNといった感じの主人公が、絵を描くことの楽しさを知り没頭するようになり、難関美大入学を目指す、青春スポ根芸術受験漫画。
初めて読んだとき面白すぎて茫然としてしまった。芸術とか全く分からなくても楽しめる、というよりか、初心者な主人公とともにお勉強できる側面がある感じ。なんて言い表せばいいんだろう…、個人的には「嫌な人間」が存在しないのが好きです。フィクションの物語の都合上、「嫌な人間」の存在ってある意味スパイスだし必要悪みたいなもんなんだけど、それすら摂取するのが嫌な時がよくあって。この作品にはそういうキャラが出てこない(メインにいない)のが私の中の好きなポイントの一つです。
ブルーピリオドだけじゃなく、夢に向かっていってる姿とかに弱いのかもしれない。私にはない輝きを創作物に求めている傾向にある。
熱くて爽やかで、でも時々苦しくて、とても面白いです。
・ランウェイで笑って
ファッションデザイナーを目指す主人公と、低身長でもパリコレモデルを目指すヒロインの物語。
今知ったんですけど、週刊少年マガジンで連載してるの…!?となったぐらいには、少年誌では異例っぽいファッション・モデル業界の話なのでびっくりした。でも考えてみたら、扱ってる題材は「ぽく」ないけど、話はめちゃくちゃ熱い少年漫画さある。すごい…。内容もすごく努力・友情だ…。やっぱり頑張っている・輝いている人たちを見るのが好きだ私。もう面白くて読んだら手汗と涙がすごい。
・血の轍 4巻
怖すぎて毎巻震えながら読んでいる。怖すぎる。
毒親の母とのサイコサスペンス、らしい。ひたすらに怖い。さっきまで「青春してて輝いてて頑張ってるのをみるのが好き」って何回も言ってたけど、完全に別です。
押見修造先生の作品が好きで、「惡の華」とか「ぼくは麻理のなか」とか、こう、人間の綺麗な部分も汚い部分も一緒に煮詰めた感じが大好きなんですが、血の轍は、深くは語らず、圧倒的画力で描かれる「人間が一番怖いな」って感情が押し寄せてくるのが好き、って言ったらなんか語弊があるな…面白いですが毒親の話だから万人には勧められない…。
押見先生が同じく現在連載してる「ハピネス」も好きなんですが、ホラー色が強いのがそこまで好みじゃない…とか言ってたら結局人間こえーって話になってきてるじゃん!好きです!
☆スーパージャンプ作品布教タイム☆
ジャンプ及びジャンプ+読者は知っているであろうが、私が知らない人に布教したいだけのコーナーです。知ってる人もついでだから読んでって!!
・忘却バッテリー
ジャンプ+にて連載中の野球漫画。
私、野球のルールすらあんまり分かってないけど読めちゃうし、とにかく話のテンポとセンスが好き…。面白い…。おそらく、王道野球漫画、とかではない。主人公は元々知将と呼ばれた天才キャッチャーだったけれど、記憶喪失になり、ついでに知性もどこかへ失っています。バッテリーを組んでいたピッチャーも恐ろしく天才で、その天才たちの存在によって野球を辞めた人たちも出てくる、才能なんかについても考えさせられる作品。私はそのアホ主人公のくそ寒いギャグでずっと笑ってるんですけどね。パイ毛~!!
3話まで無料で読めるので是非。
・剥き出しの白鳥
成績優秀、容姿端麗な、少女漫画の世界から出てきたようなイケメンの主人公は、ゴリッゴリの露出狂という出オチギャグ漫画。ジャンプ+作品。
なんかもう出オチでくだらなさすぎるのに、「裸裸裸ンド」とか「全全全裸」とかのパワーワードの連続、脱いでいない回が異様とか、なんにも考えずに笑えるのでめちゃくちゃ、好き、だったん、ですよ…。ですよ…。
謎の露出狂(この作品においては謎の露出狂だらけなのだが)が「全裸一脱ごう会」復活だァ とか言いだして、全裸一脱ごう会めっちゃ見たい!!とキャッキャしながら麻痺した感覚でゲラゲラ笑ってたら、次の回の冒頭であっさりそいつ捕まって、最終回だったんですよ…。な、なぜ…こんなにも面白いのに…。予定通りの終わり方なのか打ち切りなのかさえ、私には分からない…。でも最後まで最高だったぜ…。最終巻絶対買うからよ…。
こちらも3話まで無料ですので是非。何にも考えたくない時にオススメ。
・檻ノ中のソリスト
ディストピア感漂う世界を初連載とは思えない画力で描き上げている傑作。だと思います。本当に初連載?ってぐらい絵が仕上がってすごい、圧巻。世界観に絵が追い付いている。面白すぎて作者さんが気になり、ジャンプルーキーの方にあげてらっしゃった「想造」もめちゃくちゃ面白くて、読み切り「空飛ぶモグラ」もすごい、としか言いようがなかった。
単行本化はまだで、無料開放が1、2、5話、コインで解放して読める分も3、4話だけと、ボーナスコイン適当に集めたら今だと全話気軽に読めちゃうのでマジでオススメです。ディストピア系好きには響くと思う…。
・呪術廻戦
なんか呪術ってもう大人気漫画だから説明しなくてもいい感じがしてきた。あ、週刊少年ジャンプにて連載中です。
いや、知らない人に向けて説明すると、呪い・呪霊を呪いの力を持って祓う呪術師の学校・呪術高等専門学校を中心に繰り広げられるダークファンタジー・バトル漫画です。ダークなファンタジーなので、世界の残酷さ、展開のエグさなどはありますが、めちゃくちゃ面白いです。個人的にはやっぱりテンポとかセリフ選びが好きです。こればっかりは読んでもらわないと伝わらん…。
めちゃくちゃ私は呪術推してるんですが、まぁなんといっても、この3巻表紙の彼女・釘崎野薔薇ちゃんが最高の女なんですよ。彼女については別個で語りたい。それぐらい最高なんです。(おそらく)ヒロインなのに、この表情で表紙ですよ。最高か?いい女ですよ彼女は。芯の通った強い女が好みなので、もう、ほんと大好き…。話も面白いけど、釘崎野薔薇ちゃんが最高だから、読んで…!!!
・アクタージュ
アクタージュ act-age 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: マツキタツヤ,宇佐崎しろ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/05/16
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
週刊少年ジャンプにて連載中の漫画。役者として天才的な才能を持つ少女・夜凪景が映画や舞台に出て、役者として人として成長していく物語。
と、めっちゃ「ジャンプっぽくない」でしょ???ところがどっこい、正真正銘、少年漫画なんですよ…。ぶつかり合い、苦悩、努力、強敵(ライバル)との芝居という名の熱いバトル、どれをとっても最高に面白いです。また絵が、元々お上手なのですが、連載を追っている度にどんどん洗練されていっているのもすごい。話でも絵でも魅せられる。今ジャンプで一番推している漫画かもしれない。
正直、連載当初は普通かなぁと思っていた私ですが、一人の女によって全てが狂わされます。百城千世子です。
顔が!顔がいい!!!
これがまたとんでもない女優で、主人公・夜凪さんと熱いバトルを繰り広げるのですが、それが最高に面白くてエモくて、その辺りからアクタージュから目が離せなくなっていました。今は絶賛舞台編で、これまた曲者と夜凪さんはバトってますが、面白さの天井知らずですごい。推しはもちろん百城千世子なのですが、事務所社長(元天才女優)の息子(いわゆる二世)で、ウルトラ仮面(おそらく特撮作品)のキラキライケメン俳優という、属性盛りまくった「現実にいたら推したい若手俳優」感のあるキャラクターもいて、とにかく目が離せない作品。実際彼が実在したら私は彼のことで、はてなブログにて長文ブログを書き殴っていそうなのが怖い。
単純に、バトルモノではない少年漫画が読みたい、お芝居が好き、顔のいい女同士のぶつかり合いが見たい方などには大変オススメです。
アクタージュはいいぞ!
・ワールドトリガー 19巻
おまたせ。前ブログでもそうだった気がしますが、こういう記事のトリはワールドトリガーって決まってるんですよね。(?)
待望の19巻。間違いなく、待ったかいがあった…...。カバー裏も必見。質問コーナーも単行本初だしなので必見。復帰までの話も超必見。あぁ、ワールドトリガーがある世界はこんなにも明るく素晴らしい…。たしかなまんぞく…。
内容もそりゃ相変わらず面白いのは当たり前ですが、なんといってもそのままSQで続きが読めちゃうので、ワートリの波に乗っかりたい人は是非…!!
本当に面白い!!!葦原先生無理せず頑張ってください!!
といった漫画まとめ2018でした。本当に、面白い漫画を読んでいる時の高揚感、読み終った時の幸福感は、何事にも代えがたい感覚です。でも絶対書き漏れあるっていうか、やっぱり一年でまとめるのは無理がある…。来年からは分けるという固い意志。2019年も面白い漫画をたくさん読みたいです!皆さんのオススメも教えてください!なんらかの方法で!!