【必見!?】19歳の誕生日にジオウのキャラデコケーキを予約してみた件
12月某日、いや具体的に言っちゃうと12月1日から2日に日付が変更された夜中の事だった。
自室にコタツを設置してからというものの、このブログの更新などに使っているノートパソコンを寝る前に立ち上げては、ブログをちょこっといじったり、なんにも買う気がないくせに通販サイトをだらだら見ることなどが日課になりつつあった。
この日もいつも通りPCを立ち上げたのだがいつもとは違っていた。なんか更新が全く終わらない。いや前日シャットダウンするときに「更新してシャットダウン」選んだけども。この日は異様に長かったのだ。明らかに長かった。具体的に言うと三時間ほどかかった。なんでや。やっと開いた!と思ったら、Windows10四月の更新~とかなんとかでてきた。なんでや。四月以降も何回もこのPC使ってたし、ここ最近は熱心にブログを書くために頻繁に立ち上げてたじゃん!?なんでこんなタイミングで??ほんと君は気分屋なところあるよね???
とまぁ、異様に長かった更新の理由はそんな感じだったのだけれども、その三時間、私は何故かずっと待っていた。
最初の一時間は「そのうち終わるやろ」と舐めてかかっていた。そして全然進まないパーセント表示。ここでおとなしく、PCの電源を切らずに放置して寝てしまえばよかったのに、「なんかちゃんと更新できたか気になるし…」だとか謎の心配をして、起きて待っていた。そして二時間を過ぎたころには「もう知らん明日はニチアサなんや寝る」とやっとこさベッドに入った。しかし更新状況が気になるのも相まってか寝るタイミングを失ったかのように眠気が全くなかった。諦めてまたコタツに入って、暇つぶしにスマホでソリティアをやってた。そうしているうちに更新が終わっていた。
やっと寝れる…と思ったものの、すっかり眠気を失っていたので、これは完全に寝るタイミング逃したな…と、(私のよくある)徹夜からのニチアサパターンに入った。
そうしてニチアサまで暇つぶしをしている夜明け頃にふと思い立った。
仮面ライダーのキャラデコケーキ、めっちゃ食べてみたい。
私の誕生日は12月5日、ウォルトディズニーや小林幸子さん、テニプリの日吉若さんやハイキューの赤葦京治さんと同じ誕生日なので、是非どうでもいい情報として覚えていってください。この記事を更新している時点ではもう過ぎている。各地からこれを読んでくれている方々からの「誕生日おめでとうございました!」の声が聞こえてくる。ありがとう。ありがとうございます。わたくし、19歳になりました。ラストティーンエイジャー。そう、最後の10代の誕生日、最後の未成年としての、子供としての誕生日。
今となっては意味が分からないのだが、この時の私は「もうすぐ誕生日やん」→「ケーキ食べれるなぁ」→「もうすぐジオウ」→「キャラデコケーキ食べてみたい」と連想したと思われる。いや、知らないけど。完全なる深夜&徹夜テンション。こわ。そこから、仮面ライダーのキャラデコケーキは子供しか食べれない素敵な何か…すなわち、19歳の誕生日はギリいける。となったんだと思う。正直に言うと、今まで親にねだらなかっただけで、何回かは仮面ライダーのキャラデコケーキでお祝いしてほしい、と思ったことはあった。ただ、幼い頃や、思春期真っ盛りでライダーオタクをしていた頃の私は、どうせ却下されるだろうし、と相談すらしてこなかったんだと思う。でも、今回は(たぶん)徹夜のおかしなテンションで、今なら自分で買おうと思えば買えるし、これはいけるという謎の自信があったのだ。
現在冷静になって書いてるけど、19歳でキャラデコケーキ、なんでギリいけると(おそらく)思ったのか。自分の思考回路が分からない。
そう思い立ったらすぐさまキャラデコケーキを予約すべく、「キャラデコケーキ 仮面ライダー」で検索をかけ、おなじみのプレバンに飛んだ。あった。
これだ。
まさにこれを求めていた。これだけ「キャラデコケーキ食べたい!」と無邪気にはしゃいでいた私だったが、具体的にどのあたりがキャラでデコってあるのかは詳しく知らなかった。どうせ食べることのないものを調べても、という気持ちもあったからだろう。ページを見てみるとケーキの周りのフィルムだけじゃなくて、ジオウの小さいフィギュアみたいなのとプレートまで付いてるの!?すごい!食べておしまいじゃないんだ…!
(普通に可愛いですよね!?)
チョコプレートは転写シートなんかがついてて、自由に文字を書けるらしい。ルパパトバージョン、ビルドバージョンも見つけて少し揺れ動いたが、「祝え!我が娘の誕生日を!」ってお母さんにプレートに書いてもらいてぇな…という欲望が勝ち、ジオウのキャラデコケーキを予約することに決めた。
私の家では子供たちは、誕生日はいつも地元の美味しいケーキ屋さんで誕生日ケーキを買っていただけるので、当日になって実はジオウのケーキ届きます!なんてのはさすがにダメだなと思い、めっちゃ眠たそうな仕事に行く前の母にアポを取った。
私「お母さん、今年の私の誕生日ケーキ、ジオウのキャラデコケーキでもいい?」
母「アホ?」
超正論が飛んでくる。しかし謎の自信がある私はここでめげない。
私「最後の10代の誕生日なんで記念に…お金も半分出すし…」(ここは全額出すと言わなかった私のカスさが、見え隠れ見え見えしている)
母「絶対めっちゃ甘いで?残ったら全部○○が責任持って食べんねんな?」
私「食べる食べる!あとプレートに「祝え!我が娘の誕生日を!」って書いてくれる?」
母「それしたかっただけやろ」
と無事アポは取れた。やったね!!!
早速予約をするものの、普通に今から予約しても12月5日には間に合わないという。でも(一応の)誕生日パーティをするなら土日なので予約がギリギリ間に合うという珍プレーが。結果オーライだ。
ケーキが楽しみで仕方がない!とわくわくする子供・私(18)こう書くとはちゃめちゃに痛い奴すぎる。なんか悲しくなってきた。
明らかに深夜&徹夜テンションでまあまあやべー事をしてしまった感がある。まあでも、全然大丈夫でしょ!
— くらら (@C5555411) 2018年12月1日
(その謎の自信はどこから湧いてくるんだ)
ちょっと冷静になり始めている頃の私のツイート。でもほんと、なんでそんなに元気なの??
解凍に冷蔵庫で12時間かかるとのことで、食べる予定の日の前日の夜に届くように予約していた。そして12月8日、届いた。
思ったよりも小さな段ボールで届いた。(それを見たときの母の「よかったぁ!」(満面の笑み)(食べきれそうなサイズ)を私は見逃さなかった)
ドキドキしながらカッターでガムテープを切った。開ける瞬間、幼き頃の、クリスマスの朝にサンタさんからのプレゼントの包装を開けるときと同じぐらい、ワクワクした。
ジオウだー!!!!!!!!!!!
箱もしっかりジオウだ!!
側面にはゲイツもいる!!!!!すごい!!!
はちゃめちゃにテンションぶち上がりである。箱持ったまま小躍りしそうになったがケーキが崩れたら元も子もないのでなんとか自分を落ち着かせた。
このまま中身のケーキも見てしまいたかったが、そこは当日のお楽しみという事にしてとっておいた。
すごく楽しみにしていたので、こういう数字のロウソクまで用意していた。
ロウソク19本、10カウントされる太いロウソクを立てたとしても、10本。せっかくのケーキにそんな数のロウソクをぶっ刺したくなかったのと、付属のロウソクは細いのが10本しかついていなかったのと(ここで、10歳以上の誕生日はこのケーキで祝うんじゃねぇ、と何かからの無言の圧力をかけられているように感じて普通にへこんだ。)、いくら仮面ライダーが好きっていったって、ごく普通のティーンな女子である私が、こういう、なんかポップでキュートな可愛らしいロウソクにシンプルに前々から憧れていたからである。
たまたま出かけた時に目に入って、「どうせなら長年の夢を一気に叶えてしまえ」と思い買った。ほんとこれ可愛いな…ガチめに小さな夢だったから嬉しい…。
そして翌日の夕ご飯を食べ終わった後、ついに開封の儀の時が来た。
!!??!?
(プラスチックのカバーをパカリ)
!!??!???
!!??????!!!??
!!!!!!!!!!!?????!!!!?!
めっちゃ可愛い!!!!!!!
もう見た目で既に200点!!!!!!!!!!!
まさにフィーバー状態。たぶんカービィの無敵状態のBGM流れてたと思う。テレビはTHE MANZAIが流れていたがそれどころではなくなってしまった。相当テンションがおかしくなっていたのでしょう。覚えている限りだと、
・こんな素敵なものを私なんかが食べていいん?(自分で予約したでしょ)
・やばいフィルムめっちゃ保管したい(衛生的にどうなのか)
・このジオウ、もしかして食べれる???(事前に飾りって調べてたやろがい)
・世の中のキャラデコでお祝いしてもらえるキッズはこんなに幸せな気持ちになってるん?素晴らしい世界では??(そうだと思います)
などと口走っていたと思われる。元気ですね…。
ひとりフィーバータイムを繰り広げていたのも少し収まり、というか母がここで一言。
母「本当にこのチョコのやつに何か書くん?」
そう、「祝え!我が娘の誕生日を!」と書いてほしいとお願いしていたがチョコプレートが思いのほか小さかったのと、転写シートで書きにくそうであり、細かいことを書くのに、練習無し一発勝負ではなかなか厳しそうであったのだ。(シートがどういう仕組みなのかはさっき貼ったリンクから見てください)
母「自分で書いたら…?」
私「自分で「祝え!」って書く虚しさってある??」
母「はみ出したら嫌やし責任が重すぎるわ」
私「別にこの際失敗してもいいからぁ~挑戦するだけでもお願い~最悪「祝え!」だけでもいいからぁ~!誕生日が長いなら生誕でいいから~!あれなんか生誕の方がかっこよくない?」
と駄々をこねる私(19)。とてもみっともない。
あと生誕だと実際ちょっと意味違ってくるからな?
そう駄々をこね続けていると、母は覚悟を決めてくれたかのように、シートに文字を書き始めてくれた。
300点満点じゃん!!!
お母さん、本当にありがとう!!!!
こんなわがままで訳わからん娘に付き合ってくれて感謝しかない…。
母が書いてくれたチョコプレートをケーキに添え、待望の、ポップでキュートな可愛らしいロウソクを刺す。
文句なしに500点でしょ。最高。
完成され過ぎていて食べるのが勿体ない。このまま飾りたい。
とは言ったものの、食べなきゃ腐るので(当たり前である。)さっさかとロウソクに火をつけてもらう。
ハッピーバースデイ!!私!!!!!
この時の唯一の心残りは、Over “Quartzer”を流しながら火消せばよかったな…という、どうでも良さそうに感じるけどけっこう重要な事だった。まあ過ぎたことは仕方ありません。
自分でも書いててなんだか胃もたれがしてきたのでお口直しにどうぞ。ほんと名曲。
四分の一に切ったよ!
このロウソクを相当気に入ったのか、わざわざまた刺している様子。
で、問題の味だ。母が「絶対甘ったるい」と拒否していたが…。
(私は興奮気味に記念撮影中)
母「普通に美味しい」
姉「思ったより甘くないし全然食べれる」
二人「おいしいおいしい」
私「おいしー!」
キャラデコケーキ、普通にめっちゃ美味しいです。子供向けの商品だからって、甘ったるくて食べれたもんじゃねぇだろと思っていたことを母と共に謝罪します。
フルーツが程よく入ってて、クリームもそこまで甘すぎなくて美味しい!ド下手くそな食レポですみません。
そして、食べ終わって一息ついて感じたこと。それは、キャラデコケーキですごく童心に返れたということ。
箱を開封するときに感じた、幼い頃のクリスマスのようなワクワクドキドキした気持ち。
好きなヒーローのケーキを食べれるというシンプルな喜び。
なんだか、最近、悪いってわけじゃないけど、仮面ライダーで勝手に苦しんでばっかだったから…(詳しくは適当に仮面ライダーカテゴリーの記事を読んでください)
夕方の平ジェネFOREVERの生配信見てて、猿渡一海のような武田航平さんみて息ヒューヒュー言わせてたし…。結局まだキャラブックのNo.1読めてないし…。
そんな、なんか汚れてるってわけではないけど、ちょっと疲れ気味だった私の心を童心に返し、癒してくれた、キャラデコケーキに感謝を。そして最後まで付き合ってくれた母、仮面ライダージオウに感謝を。
ありがとう、ありがとう…!!!実に楽しい誕生日になりました!
最初の私のように、若干恥ずかしがっている人も、ちょっとでも興味があるなら死ぬまでには一回ぐらいこういうケーキを買ってみるのもアリですよ!是非!!
撮影:母
編集:私
(最後までとはこういう意味だったのさ)(背景が実に雑)(ボサボサで痛みまくりの髪の毛)(1のスタンプなんかでかくない??)(下だけ履き替えた部屋着のスウェットで差を付けろ)
専用のアプリをダウンロードして、箱と写ったらこんな風にジオウとゲイツと写真が撮れちゃうんですね。アフターサービスがすごい。こりゃ精神が男児になってる私は大喜びですわ。もう一種類ぐらいフレームの種類があるみたいだから、気になるなら、君の目で確かめてくれ…!!
サムネ用の画像。
タイトルも含めて、今回YouTuberの動画風にしたんですけど全然しっくりこないんでYouTuberの方々ってすごいや。
それはそうと、残りの四分の一のケーキは、翌日の朝ごはんにいただきました。おいしー!